意義や社会的役割を明確に示すための相関図
相関図は、文章だけでは説明が難しい事柄の関係性や概念を一枚の図にまとめたものです。相関図を用いて「誰と、何を、なぜするのか」といった、自分たちの意義や社会的役割を明確かつシンプルに示すことで、情報が溢れ複雑化していく社会においても、内外の理解を深め共鳴しやすくなり、皆でより良い方向へ進んでいくことができます。
得られる効果
- 求職者:入社後の働くイメージがつきやすく安心感を与えることができ、ミスマッチを防げる
- 社 員:個々とチーム全体の視座を高めることができる
- クライアント:売り手と買い手ではなく同志として良好な関係性を築ける
- ステークホルダー:仲間意識が強まり、ブランド力に反映される
相関図事例
コアハウス 様
暮らしの本質(コア)を追求し、国産材を使った木の家を専門にされている同社。全員が認識を合わせ、共により良い方向へ進んでいけるよう「何のために、どんな未来を目指しているのか」をビジュアル化。お客様、スタッフ、協力パートナーに「森品質」の意義を伝える狙いがあります。
株式会社 寺岡 様
広島県呉市で陸海問わず大型鋼構造物を製造している同社。誇りである呉市を胸に、“ものづくり”で全国・世界へ向けて地域社会を盛り上げていくスタンスを図式化し、同社の特長や地域社会との関わりを可視化しました。
社会福祉法人さつき会 様
各施設の存在は知られていたものの、それぞれが独立して活動していたため、同一グループであることや具体的な内容が認知されていなかった同法人。地域での存在感を強めるため、共通の理念のもと、「さつき会ってどんなところ?」と聞かれた際に、各施設の内容や特長が一瞬で伝わるようにしています。
SDX研究所(生和会グループ) 様
グループ内の病院や福祉施設のさまざまな業務等をDX化するために新設された同研究所。多岐にわたるプロジェクトを何のために行うのか。目的と関係性を示すことで、グループ全体の理解度と意識を向上させ、現場との連携を強化する狙いがあります。
安心安全デザイン研究所 様
力学×哲学で新規技術開発と安全性確保の両立を図り、日本ならではのものづくり文化を切り拓く同研究室。目に見えない力学と哲学をどのように提供し、どのように社会に貢献していくのか。図式化することで、関係性や意義を直感的に理解してもらうことができ、共通認識を深めます。
大旗連合建築設計 様
広島で有数の組織系建築設計事務所である同社。コンサルティング業務を担う人材の採用強化に伴い、応急的な採用ではなく理想的人材との共鳴度を高める必要がありました。そこで、ワークショップを実施し共鳴の軸となる社会的な役割を再確認。相関図に落とし込み意識の統一を図ります。