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バランスフェーダー

   

感覚のグラフ化でスタンス確立

バランスフェーダーは、自社スタンス、テイストなどを統一化する際に、各自が持つニュアンスの微妙な差異を調整する方法です。ブランド軸に関わるデザインにおいて、クライアントが持つ自社イメージと、リポジショニングした理想像との融合が必要になります。それは0か10ではなくグラデーション状のため、分かりやすく10段階のマス目で区切ることで融合点を探りやすくします。

バランスフェーダー
例えば、ブランドカラーを『黄色』に確定したとしても、ビビッド系、くすみ系、パステル系など、自分の好みやトレンド、身の回りにあったものなどから、独自の解釈をしてしまいます。これらの微妙なニュアンスを統一することは、ビジュアル面においてはトンマナを、メッセージ面ではワーディングやコンテクストを整えてくれます。

実施手順

  1. 各グラデーションの両端に「しっかり感」「親しみ感」などの対峙する言葉を記入
  2. 各項目の10段階でどのあたりかを各自が色付け。
  3. 合致点の理由を言語化。差異点の理由を言語化、擦り合わせ。
  4. 全項目を縦串で刺すと、自社のスタンスはどのようなイメージや言葉で表せるかを確認。

メリット

  • 感覚をグラフ化することで脳内リンクしやすくなる
  • 個々の持つ微妙なニュアンスの違いが把握できる
  • 立ち戻れるブランドのスタンスが確立できる

提案

  • 経営者とスタッフで自社イメージの差異を話し合おう
  • 社外の人と実施し、その差異を把握してみよう
  • 実施結果とアウトプットを比較してみよう
  • 上記で開きが大きい場合は、ブランドコンサルに要相談。
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