今、求められる事業マインドセット
ブランディングの再考にあたり、多方向からの見直しを図りますが、時代の移り変わりからCSVの観点からも必須になってきました。
CSV(Creating Shared Value)=「共通価値の創造」
CSVとは、自社事業の強みを活かして、地域・社会の抱える課題に取り組み、経済的価値と社会的価値の両輪を創造していく考え方です。
この考え方は、企業が利益追求を最優先に置くがあまりに拡大し続ける諸問題(健康被害・生態系へのダメージ、環境破壊、社会・経済の摩耗など)が軽視されていることに警鐘をならし、本来の「事業の正当性」を取り戻すために生まれたものです。
大手企業公式サイトによく記述されているCSR(Corporate Social Responsibility)=「企業の社会的責任」は自社事業とは相関性が低く、慈善活動的なものが多い。
「物売りからソリューションへ。」も一昔前の話。時代の急激な変化を目の前に、事業が地域・社会と共存するための接し方が変わってきている中、自社の役割を再認識し、統一化されたコンテクストで社内外へ展開していく必要があります。
提案
・現段階で、経済的価値と社会的価値の両輪が回っているか確認しよう。
・自社事業で解決できる地域・社会の課題は何があるか再考しよう。
・それを実行するために、必要なパートナーは誰か考えてみよう。