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ロジックツリー

   

事業課題を細分化し、全体構造を網羅する。

ロジックツリーは、事業課題を把握するために使用されるシンプルなフレームワークです。チーム全員が共通認識している大要素を細分化していくことで、解決するべき小要素を洗い出していくことができます。そして、この完成したツリーを俯瞰視することで課題全体を把握し、チームで解決策を見つけるヒントにします。

 

ロジックツリー

ロジックツリーには、Why(原因究明)、How(手段探求)、What(要素把握)の視点から課題を紐解く方法があり、目的と用途によって使い分けます。実施する際には、ロジカルシンキングの基本になるMECE(ミーシー)を意識して進めてください。
*MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)=「重複なく、漏れなく」を意味するグルーピングの概念。

 

 

1. Whyツリー(原因究明型)

課題を分解し、本質的な原因を洗い出す。

大要素に対して、「なぜ?」を繰り返し、課題の原因を細分化していく方法です。個々の頭の中で考えていることを小要素を紐づけていくことで原因を明確化し、共有することができます。

ロジックツリー 例
「体力の低下」の原因究明するためのWhyツリー

 

 

2. Howツリー(手段探求型)

課題解決するための手段を具体化する。

例えば、「ホームページの集客を増やす」などの大要素を細分化していくと、ブログ記事数を増やす、WEB広告をかけるなどの手段が思い浮かぶと思います。そこからさらに「どのように?」を繰り返し分解していくことで、具体策を見つけることができます。

 

3. Whatツリー(要素把握型)

製品やサービスの構造を網羅する。

課題解決するために、必要な要素を洗い出す時に使用するものです。競合が着手している範囲や市場を網羅し、自社のツリーを比較すると必要なものが把握しやすくなります。

 

実施メリット

・課題をズームイン&アウトで俯瞰しできる。
・自分の思考回路のクセが理解できる。
・個を解決していくことで、集を改善できる。

 

留意点

・全体として重複がなく、各項目がダブらないように進める(MECE)。
・同階層の内容レベルを合わせる。
・大要素と小要素の両方から見返し辻褄があっているか確認する。

 

提案

・Whyツリーでどれくらいの層まで細分化できるか意識して実施みよう。
・Howツリーを俯瞰視して、実施できているもの、できていないものを把握しよう。
・自身の業界の製品・サービス群を改めてWhatツリーで俯瞰視してみよう。

 

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