右肩上がりの成長を続ける
再生可能エネルギーのトータルコーディネーター
電力を「つくる・整える・届ける」。再生可能エネルギー分野にて幅広い事業を展開されている株式会社サンヴィレッジさん。創業は東日本大震災直後の2012年。震災をきっかけに、日本のエネルギーのあり方が大きく問い直された時代に太陽光発電所の建設事業から始まった会社です。
FITなどの制度転換・社会情勢の変化など、さまざまな外部環境の影響をダイレクトに受けやすい再エネ業界。そんな中でも、時代の先を読み、挑戦の姿勢を貫いてきました。その結果、太陽光発電所の建設など電力を「つくる」事業にとどまらず、「整える」アグリゲーション事業、「届ける」小売事業まで、再エネの一気通貫事業を行う企業へと成長しました。創業から14年(2026年現在)で売上高は100億円以上を突破。右肩上がりで成長を続け、再エネ電力の安定供給に寄与しています。
この度、これまでのサンヴィレッジさんの軌跡や未来を示すコンセプト設計・コーポレートサイトと注力事業のLPサイトの制作をさせていただきました。
「しなやかに、力強く」を軸にしたコンセプト設計
コンセプトやWebサイトの設計をするにあたり、創業者でもある三村代表取締役へのインタビューを実施しました。
また、東京ビッグサイトにて行われた再エネ業界最大級の展示会「SMART ENERGY WEEK」、その後のパートナー交流会にも参加。業界の空気感や、サンヴィレッジさんを取り巻くパートナーとの関係性を、私たち自身の肌で感じるところから設計を始めました。
その中で見えてきたのは、変化の激しい再エネ業界を生き抜いてきた同社の二つの強さでした。外部環境が目まぐるしく変わる中で、既存事業だけにとらわれず事業の幅を広げてきた「しなやかさ」。そして、創業14年でこれほどまでに成長した企業としての、また、安定供給という形で社会を支える「力強さ」。
さらに、それは全国の地域企業や自治体・地方銀行・パートナー企業と手を組み、地域に還元しながらスケールしてきたという事実も、サンヴィレッジさんらしさとして外せない要素でした。
こうして導き出した「しなやかに、力強く」というキーワードを軸に、タグライン・ブランドメッセージ・相関図・Webサイトまで一貫したブランド設計を行いました。
| タグライン | しなやかに、力強い電力を。 |
|---|---|
| メッセージ |
「しなやかに、力強く」 これは、サンヴィレッジの歩みであり、 これからの電力のあり方を表しています。 私たちは今日まで、 今後、さらに電力が求められる時代に突入します。 |
タグラインは、全体設計を軸に端的に。展示会に足を運んだ際に同業界の他企業・サービスについてリサーチし、同業他社ではあまり使われていない表現を狙ったという意図もあります。メッセージは、今後の事業の広がりも見据え一般の人にも伝わる平易な表現に。とはいえ『綺麗事』で終わらない、サンヴィレッジさんの力強さと存在価値を示したものにしています。
一気通貫体制と共創の構造をひと目で示す相関図
タグラインを中心に据え、事業構造と関係性を1枚に整理しました。核となるのは「つくる・整える・届ける」の一気通貫エネルギー事業。そこに、グループ企業との連携、大手電力会社やグローバルメーカーとの資本業務提携・共同開発をはじめとするパートナー企業との連携、そして自治体・銀行・企業といった地域社会との「協調・共創・還元」の関係を重ねています。
これらすべてが向かう先として、頂点には『Road to 2030』——“「供給力」と「調整力」を両立する次世代エネルギー基盤の構築”というビジョンを配置。地域と共に成長しながら、脱炭素社会の実現へとつながっていく構造を、社内外に伝わる形で可視化しました。
事業の全体像と成長の軌跡が伝わるWebサイト
コーポレートサイトは、「再生可能エネルギーのトータルコーディネーター」としての全体像が伝わることを軸に設計しました。
太陽光発電所・系統用蓄電所の施工実績などの実績数値や事業成長推移をWebサイト各所に配置。数字の説得力によって、変化の激しい業界における同社の信頼性と成長性を裏付けています。
さらに、「プレスリリース」にて地域企業や自治体・地方銀行・パートナー企業との協業を可視化。アライアンスなどのプレスリリースを日々発信し続けることで、地域と共に歩む同社の姿勢が自然と伝わり、ステークホルダーからの信頼形成につながる設計です。
3事業を軽やかに表現する3D映像
ファーストビューと各事業の紹介箇所には、「つくる」「整える」「届ける」という3つの事業内容を抽象化して表現した3D動画を配置。電力事業は形として見えづらいものだからこそ、明るく軽やかな映像表現によって、エネルギーが循環し、暮らしへと届いていくイメージを伝えています。重厚になりがちなエネルギー企業のサイトの中で、サンヴィレッジさんの「しなやかさ」を感じられるトーンに仕上げました。
映像制作:Takuma Miyamoto(GUPON motion design)
社内の空気感を伝える撮影
撮影場所は、東京駅からほど近い東京本部。専門性の高い業界であるがゆえに社外の方には事業内容がイメージしづらい会社だからこそ、実際に働く社員の表情や、日々のオフィスの空気感が伝わるようリアルな姿を写真に収めました。
また、電気という社会インフラを支える企業であることを表現するため、本社周辺の街並みも撮影。オフィス内の様子と街の風景を組み合わせることで、「地域や社会を支える存在」としての企業イメージをより印象的に伝えています。
撮影:Hideyuki Uchino
営業の入り口として機能する注力事業LP
東京ビッグサイトにて行われた再エネ業界最大級の展示会「SMART ENERGY WEEK」の前に、注力事業のLPサイトも制作しました。
発電した電気をサンヴィレッジさんが全量買取する2種類のプランについて、それぞれのメリットを簡潔に提示。FITと同様の長期安定収益を実現できること、そして「つくる・整える・届ける」の独自の一気通貫体制があるからこそ電力価値を最大化できることを、短時間で理解できる構成にしています。
あえて情報を詰め込みすぎず、「詳しく話を聞いてみたい」と思ってもらうことをゴールに設定。Web広告や営業活動の受け皿として、また商談前にサッと目を通していただく資料代わりとしても機能する、営業の入り口となるLPを目指しました。




