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WORKS 〈実 績〉  Pageup

SDX研究所
(生和会グループ)様

seiwakai-dx.jp

   

SDX研究所(生和会グループ)WEBサイト

医療福祉の既成概念をひっくり返し
患者体験を改善するDX推進チーム

SDX研究所(生和会グループ)WEBサイト

医療福祉の内外からPX(患者体験)を改善する。

SDX研究所さんは、西日本に30拠点余りの病院・福祉施設をもつ生和会グループ内のDX推進部署です。各現場からのフィードバックやデータをもとに、衣食住にまつわる企画商品開発や、DXによる病院経営・現場環境の向上などを図っています。

グループ全体で既成の枠に捉われないPX(患者体験)改善にプロジェクトつづけることは、患者さまと現場スタッフ間に、よりゆとりあるコミュニケーションを生みだすことにつながります。

それは、やがて医療福祉の新しいカタチとなり、今後訪れる少子高齢化社会を明るく迎え入れる準備となるのではないかと考えられています。

情報整理/基礎設計

多岐にわたるプロジェクトを意義と紐づける

グループ内の病院や福祉施設のさまざまな業務や体制をDX化すべく2021年に新設された同研究所。医療福祉業界が直面する山積課題に向き合い、新たな業界のあり方を築いていくためには、現場との連携をより深め、グループ全体のさらなる意識のアップデートが必要になります。

そのためには、多岐にわたるプロジェクトがどのような意義で実行しているのかを、グループ内へより一層深く理解してもらう必要がありました。

以下、2022年時点の主なプロジェクト内容。これだけ幅広いカテゴリーに着手していると目的理解が難しくなり、意義の所在や関係性を明確にするためのWEBサイトが必要となりました。

プロジェクト内容
  • リハビリウェアの開発
  • 新栄養補助食品
  • 病院経営の健康を保つためのDX
  • 心理的安全な職場づくり
  • 採用マーケティング

まずは意義に基づく情報整理から

WEBサイト構築の前に取り組むべきこととして、PX(患者体験)改善という意義と、上記プロジェクトをの関係性を分かりやすく整理することが第一歩となります。まずは、サービスが向いている方向から、患者さま向けのサービスは「外」、グループ内向けのサービスは「内」。いわゆる、アウター&インナーブランディングに構成上分類しました。

情報整理/基礎設計

第一印象で大きく心を開かせる

複雑な事業内容を理解してもらうためには、まず興味関心度を高めることが重要です。心を開いてから読み進めてもらうことで情報の吸収率は大きく変わります。ロゴのモーションやイラストで「一発ギャグでのつかみはOK」的になれば成功です。

感情のリンクと未来図共有のためのイラストレーション

このサイトの第一の特長は、なんといっても爽やかで力強いイラストレーションです。目的達成するためにイラスト導入を決め、数人の候補の中から協議の上、畑中さくらさんにお願いすることになりました。担当時は大学生で今はイラストレーターとして広島で大活躍している期待の新人さんです。選定理由としては、「湧き上がるフレッシュな情熱」でしょうか。同研究所が既成概念をひっくり返していくにあたり、同様の熱量がマッチすると考えました。

医療福祉イラストレーション
吸い込まれるような目

このイラストでは、「吸い込まれるような目」を表現してもらいました。患者さんが自分に想いをよせてくれている人と、このイラストを重ね合わせてもらい、気持ちをグッと惹きつけてもらいたいという狙いがあります。

医療福祉の未来図
グループの未来図

先行きが見えない時代において、未来図が頭に描ける人はどれだけいるでしょうか?「何のためにやるのか?」「どこへ向かっているのか?」そんな漠然とした思いの矛先を未来図に向けることで明るい未来へフォーカス。サイトの方では、ひっくり返った「医療福祉の既成概念」という文字が表す気概と、グループの未来図を融合させることでマインドの統一を促しています。


コミュニケーションを円滑にするためのCI構築

グループ内の医療福祉施設と連携して進めていくプロジェクトも、30拠点余りもあればコミュニケーション面で難しい局面も多々生じることが想像できます。研究所の存在意義の理解に加え、とっつきやすさも必要と考え、研究所の「顔」としてCI構築にも着手させていただくことになりました。

医療福祉イラストレーション
愛嬌のあるロゴ

思いやりとデジタルが融合したピクセルハート。理解が難しいものほど「愛嬌」が機能します。SNSにも注力していることもあり、プロフィール画像の正円フォーマットに収まりやすく、視認しやすい形状に。また、サイトではその形状を活かして「シュルルル〜〜パーン!」と回転しながら登場することでインパクトを加えています。

医療福祉の未来図
使命を図案化

SDX研究所は「DXでPX(患者体験)を改善する」が使命です。それをロゴタイプ化し、何度も目にしてもらうことで、認識と浸透が深めます。ここは真面目な話なので、少しカッチリした印象にしています。ロゴとは相反するテイストですが、イラストとデザインシステムで調和させ、全体をまとめています。


医療福祉業界を変えていくプロジェクトの紹介ページ

SDX研究所が所属する生和会グループは、業界や国内全般に対して新しい価値の提案を意識されています。新たな視点のアプローチを目にすると、これまでの認識がアップデートされます。これは、今の日本において一人ひとりが触れるべき提案だと感じました。同グループのプロジェクトに共感共鳴する人たちが生まれ、さまざまな形でステークホルダーとして、共に地域活動をする日が訪れるのではないかと思っています。

リハビリウェアページ

リハビリウェア開発ページ

患者さまが「着たくなる」「誰かに会いたくなる」。そんな日常生活に幸福感を感じられる服を協働開発。インクルーシブファッションブランドの運営で世界の注目を浴びているSOLIT株式会社と、岸和田リハビリテーション、SDX研究所の各々の強みと役割を掛け合わせて誕生したリハビリウェア「odekake」。

栄養補助食ページ

新栄養補助食開発ページ

患者さま目線で開発された、間食でちょこちょこ摂取できる「手軽でおいしい」栄養補助食の開発。「栄養バランス」「おいしさ」「食べやすさ」を実現するために、食育アドバイザーの中塚由子さん(はなみずきYuu)と、パティシエの植松太施さん(株式会社フラワー)とのコラボレーション。

採用マーケティングページ

採用マーケティングページ

求職者と職場が理想の結婚をするためのコミュニケーション設計。毎年コスト¥0で多数採用を実現。広報や広告に制約がある業界の中で、積極的にSNS活用にプロジェクト、マーケティング思考を駆使した採用マーケティングに成功。コスト¥0で多数採用。情報のコミュニケーションが人材のミスマッチを減らし、採用後も個々のワークエンゲージメントとチーム力向上に大きく貢献。

awwwards 特別賞 受賞

世界的に権威あるWEBデザインのアワード機関「awwwards」にて特別賞を受賞

医療福祉に対する認識のアップデートをしてもらうために、情報設計の段階から多くの展開チャネルでの浸透も計画していました。そのうちの一つがデザインチャネルです。(その他チャネルは、コラボレーター経由、業界業種SNS経由、グループ全施設経由、イラストレーター経由など)

医療福祉業界からデザイン界への転職はよく目にします。その逆もあって然りで、情報に触れることで「既成概念をひっくり返す」プロジェクトに共感共鳴する若者を生み出すこともできると考えました。

もちろん、採用だけでなく自身のご家族が要施術となった際の子や孫経由でのクチコミ、他業種の方であればコラボレーション機会など、全方位の情報展開が複合的につながり、市場の化学反応を生み出すことができればベストです。

 この度の「awwwards」は、世界TOPのWEBデザインアワードに評価されることで、国内の多くのデザインチャネルに飛び火し、どこかで共鳴を生んでくれることを願います。


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