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こもれび|社会福祉法人伸生紀
[ 熊本県 ]

地域社会にひらかれた福祉施設「こもれび」

熊本県内にて、高齢者福祉サービスを12事業所で運営しているこもれび|社会福祉法人 伸生紀(以下、伸生紀)さん。交通事業から始まり、医療法人や飲食事業など、熊本市内を中心に60年以上にわたり『総合生活事業』を手がける「ゆうしんグループ」の一員でもあります。

伸生紀さんの施設では、地域活動を活発に行なわれているのが特長です。普段からご利用者さんが外出活動を多く行っていたり、地元のお祭りに参加したりと、地域に根ざした施設として社会との繋がりを非常に大切にされています。
また、地域住民を巻き込んだ大きな地域イベントの主催、若い方にも親しんでもらえるフリーペーパーの発刊、学校帰りの小学生が気軽に立ち寄れるように施設を開放するなど、ご利用者さんやそのご家族にとどまらず、社会福祉法人としてさまざまな取り組みを行っています。

この度、Webサイトのリニューアルに合わせてリブランディングを行いました。地域の方々にとっての呼びやすさや親しみやすさをより高めるため、施設名でもある「こもれび」を中心に据えた全体設計に。「こもれび」が、地域の方々の第一想起となるよう目指しています。

ワークショップと施設見学

プロジェクトのはじまりに、伸生紀さんの拠点・熊本県に直接足を運びました。
1日目はキックオフMTG。管理職から現場職員まで、選抜メンバーの方々に参加いただきワークショップを開催しました。施設も職種も違う職員さん同士が真剣に、時には楽しそうに取り組む姿が印象的でした。
2日目は伸生紀さんの全施設を見学。力を入れて取り組んでいることや課題感などを各施設の方から直接聞いたり、ご利用者さんとのコミュニケーションの様子を見学させていただきました。

特に印象に残ったのは、ある施設で職員さんがご自身の名札に入れている紙を見せていただいたこと。「こもれびの日差しのように 穏やかでキラキラと輝かれますよう支援します」という言葉とともに基本理念が書かれたその紙をたまに見るようにしていて、初心を忘れないようにしているんだとおっしゃっていました。
「こもれび」が職員さんの中にも根付いていることを知ったことも、全体設計の大きなヒントとなりました。

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「KOMOREBI for Everyone」を軸にした全体設計

ワークショップや見学で聞いたお話を踏まえ、全体設計の軸に据えたのは「KOMOREBI for Everyone」。
これは、「こもれび」という施設名の由来(※1)や、地域活動などすでに行われている取り組みから設計しています。いざ、「介護が必要になったから施設を探そう」「就職・転職をするから就職先を探そう」ではなく、もっともっと前段階からつながり、大樹のもとの「こもれび」に自然と皆が集まるような状態をつくっておこうというもの。

「伸生紀(しんせいき)」は歴史ある法人名である一方、少々読みづらかったり変換がしづらいなどの課題感も持たれていました。そこで、地域の方々にとっての呼びやすさや親しみやすさをより高めるため、職員の中でも施設名として根付いている「こもれび」(※2)をより前面に出すことに。ネーミングやロゴを統一したり、多拠点にてあらゆる場面で使用することで、地域の方々の第一想起になるようにと設計しています。

※1 創設時、理事長の奥様が”やさしくおだやかな、それでいてキラキラと輝くこもれびこそが、ご利用者さんをおもてなしするのに相応しい”と感じられたエピソードが「こもれび」という施設名の由来。Webサイト「創設時の想い」ページをご覧ください。
※2 「こもれび」は、各施設共通の施設名称(行政からの民間移譲で運営している「養護老人ホームオアシス」を除く)。

〈 ロゴ 〉
モチーフはこもれびの光と、地域の皆さんが気がねなく集まる安らぎの場。そのコミュニケーションの中心に、おだやかできらきらと輝く日々が生まれる様子を表現しています。

タグライン 皆さまの日常にこもれびを
メッセージ おだやかな風 やわらかな光
そして こもれびに包まれたときのあの安らぎ

私たちは地域の皆さまにとって
そのような存在でありたい

誰もが気がねなく集まり
お互いを想い
照らし 幸せな日々を育んでゆく

そんな分け隔てない安らぎの場を
皆さまと共に開いていきたい

〈 タグライン/ブランドメッセージ 〉
高齢者福祉施設でありながら、施設や世代を超えた地域社会との繋がりを大切にされている伸生紀さん。その分け隔てない関係性を表したタグラインとメッセージ。

こもれび相関図

〈 相関図 〉
全体設計上、BtoBビジネスのような『目指すビジョンに向かう』構造ではなく、大樹のもとの「こもれび」という『安らぎの場に集まる』構造に。タグラインやメッセージ、その由来となった『創設時への想い』ページへ飛ぶ二次元コードもつけ、施設内に飾るポスターや法人内会議での画面投影など、さまざまな場面で利用いただけるように制作しました。

ご利用者や地域との関係性を可視化したWebサイト

全体設計より、地域社会に開かれた取り組みを行っていることや、地域の方々の第一想起となるよう「こもれび」「KOMOREBI for Everyone」を打ち出したWebサイトに。伸生紀さんが長年力を入れているご利用者さんへの取り組み『4ゼロ』『自立支援』や各施設の情報についてもスムーズにたどり着けるよう、わかりやすい導線で掲載しています。
サイト内で使用しているほとんどの写真は、理事・施設長の麻生尚哉さんが撮影。ご利用者さんや職員さんのお写真は、麻生さんだからこそ引き出せた自然体の表情になりました。

トップページ

トップページ

ご利用者さんと職員さんのコミュニケーションの様子など、明るい写真をメインビジュアルに採用。12事業所それぞれの詳細ページへも迷いなくたどり着けるよう、導線設計にもこだわりました。

取り組みページ

取り組みページ

法人全体で力を入れている取り組みについてのページ。ご利用者への『4ゼロ』(おむつゼロ、誤嚥性肺炎ゼロ、脱水ゼロ、身体拘束ゼロ)や『自立支援』、地域の皆さまとの交流について紹介しています。

フリーペーパー

フリーペーパー『SO NEAR!』

そぉにゃ(熊本弁で「とっても」)面白か!ことを発信しているフリーペーパー『SO NEAR!』。最新号からバックナンバーまで、全て閲覧可能。若い方からお年寄りまで、みんなが読んで面白い/役にたつ地域の情報を発信されています。

ゆうしんグループ リーフレット

伸生紀さんの母体である「ゆうしんグループ」リーフレットの制作もさせていただきました。
グループの全体像をわかりやすく伝えるため、表紙にグループマップを配置。リーフレット内には各社の事業内容や「数字で見る」インフォグラフィックを掲載し、グループの事業や人・歴史を1冊で理解できるように制作しました。

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もりおか眼科[ 福井県 ]

明るくて、やさしさが循環する社会を目指して。

2026年春に福井県に新規オープンした「もりおか眼科」様。開院の約2年前からご相談いただき、CI/VI、院内サイン、名刺、Webサイトなど、開院に向けたトータルブランディングを行いました。

「治療を行う眼科」という枠組みにとどまらず、予防とケアを通じて、お子さまからご高齢の方まで、一人ひとりの目の健康を支え、毎日を前向きに過ごせる地域づくりに貢献することを目指されています。

その実現に向けて、クリニックの価値観や地域との関わり方を整理・可視化し、患者さま・地域・スタッフ・協力者とのつながりを育みながら、地域に根づいていけるようブランド構築を行いました。


価値観を言語化し、一貫した体験へつなげるCI/VI

院長先生と対話を重ね、「どのような診療を軸に地域の目の健康を支えていくのか」「患者さまやスタッフとどんな関係を築いていきたいのか」「なぜ地域貢献にも取り組むのか」といった構想や価値観を掘り下げて整理し、クリニックの軸を言語化していきました。

診療方針だけでなく、予防やケアを含めた地域との関わり方まで考慮したうえで、その考え方をCI/VIから院内サイン・名刺・Webサイトまで一貫して反映。見た目を整えるだけではなく、クリニックの姿勢や想いが患者さま・地域・協力者へ自然に伝わり、日々の診療や今後の活動にもつながっていくよう形にしました。

もりおか眼科 ロゴ

〈 ロゴ 〉
目(漢字)が開き、道が開かれていく様子と、双方向のコミュニケーションを表現。
ブランドカラーは「パイオニアブルー」と名付け、新しい眼科のあり方を切り拓いていく想いを込めています。

もりおか眼科 タグライン・ブランドメッセージ

〈 タグライン/ブランドメッセージ 〉
目が悪くなる前に、知っておくことや気をつけることによって予防できることがたくさんあります。歯科検診や予防歯科が一般普及しているように、『一生もの』である目においても、予防意識を根付かせるべきだと考えられていました。また、院内での診療にとどまらず、地域活動や社会活動にも積極的に関わりながら、この地域から目に対する意識を高め、眼科としての役割を広げていきたいという想いもお持ちでした。そうした想いをタグラインおよびブランドメッセージに落とし込みました。

もりおか眼科 相関図

共感と協力の輪を広げる相関図

地域に根ざす眼科として、どのような未来を目指すのか、どのような姿勢で地域と関わっていくのかを相関図に落とし込みました。これから開院するクリニックだからこそ、院内外へ価値観や方向性を共有し、共感や協力の輪が広がっていくことを目指しています。

クリニックには、患者さまやご家族をはじめ、地域の方々、働くスタッフ、日々支えてくださる協力者や自治体など、多様な人々が関わっています。そうしたつながりの中でクリニックを育てていくという考え方を整理し、それぞれの関係性を可視化しました。

受診前の不安を軽減し、受診につなげるWebサイト設計

軽い症状でもその裏に重大な疾患が隠れている可能性がある眼科領域。だからこそ、「少しでも不安があれば気軽に相談してほしい」という考えのもと、安心して来院してもらえるよう、ホスピタリティと安心感が伝わるWebサイトを目指しました。

ファーストビューでは、対話風景や院内の様子をスライドで見せることで「開かれた雰囲気」を表現し、来院前の緊張を和らげられるようにしています。また、「これくらいで受診していいのかな」という迷いを軽減できるよう、症状から必要な診療内容へスムーズにたどり着ける導線を設けました。

また、開院の約6ヶ月前にはプレオープンとして、開院告知および採用を目的として、想いや相関図を掲載した特設ページを公開。内容に共感いただいた方からの求人応募も多数あり、結果として必要な人員の確保にもつながったとのことです。

もりおか眼科 トップページ

トップページ

診療時間はすぐ確認できるようメインビジュアル内に配置。ページ右下には「こんな症状ありませんか?」ボタンを設け、受診の迷いを減らし、気軽に相談できる導線に。

もりおか眼科 各診療内容ページ

各診療内容ページ

症状の特徴や考えられる疾患、治療内容や方針を整理して掲載。どのような治療や選択肢があるのかを事前に知れるようにすることで、受診前の不安や疑問を少しでも軽減し、安心して相談・受診してもらえるようにしています。

もりおか眼科 私たちについて

「私たちについて」ページ

クリニックが目指す姿や大切にしている考え方を言葉にし、院長先生の人柄も伝わる構成にしました。患者さまには「相談しやすそう」「ここなら安心して通えそう」と感じていただくとともに、地域の方々や協力者にも共感や興味を持っていただけるようにしています。

手に持った瞬間に、空気感まで伝わる名刺

柔らかな風合いを持つ用紙を使用し、ブランドカラーを再現するために光沢を抑えた青の顔料箔を使用。鮮明でありながら主張しすぎない発色によって、洗練された印象と親しみやすさを両立できるようにしました。

また、裏面へ視線を移した瞬間に印象が広がる構成とすることで、受け取った人の記憶に残り、会話のきっかけになるようにしています。

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患者様とスタッフ、どちらにも心地よい院内サイン

患者さまだけでなく、スタッフにとっても、落ち着ける飽きのこない空間となるよう、サインはミニマルでやわらかな印象に統一。視認性に配慮し、必要な情報が伝わるよう整えました。

サインはロゴをベースに展開し、控えめでありながらも、クリニックの意思や世界観が自然と感じられるようにしています。継続的な通院や待ち時間も含めた体験を見据え、訪れるたびに少しでも前向きな気持ちになれる空間に馴染むようにしました。

地域に開かれた印象を伝える写真

「地域に開かれた眼科クリニック」というコンセプトを踏まえ、写真は明るく柔らかなトーンに。クリニック全体の心地よい空気感や、先生のやさしく親しみやすい人柄が伝わるようにしました。

カメラマン:Bondo 大西史晃

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KURATECA採用サイト|倉敷化工(MAZDAグループ)
[ 岡山県倉敷市 ]

等身大の姿をそのまま届け、応募への一歩を後押しする

岡山県倉敷市に拠点を置き、自動車や産業機器など幅広い分野で社会を支える振動制御技術を生み出されている、KURATECA(倉敷化工株式会社)様。リブランディングに伴うコーポレートサイトのリニューアルに続き、今回は採用サイトの刷新を行いました。

製造業に対して抱かれがちな「堅い」「厳しい」といった先入観を払拭し、同社が本来持つ「明るく前向きに挑戦できる空気感」を直感的に伝えていくことを大切にしました。

そして、サイト全体で働く方々を主役とし、ありのままの等身大の姿を前面に出すことで、気負わず「ここで働いてみたい」と思える、エントリーへの心理的な障壁を下げられるようにしました。

感覚と事実の両方で「なんか良さげ」を伝える

半世紀以上にわたり確かな技術力で社会を支えてきた歴史ある企業でありながら、「雰囲気が良さそうだったから」「働きやすそうだったから」といった声が入社理由として多く挙がるなど、のびのびとした雰囲気で挑戦できる土壌が育まれている同社。

そんな魅力を「なんか良さげ」というコピーに集約。あえて抽象的な言葉にすることで、「それってどういうこと?」と興味を持ってもらうフックになることも意図しています。

「なんか良さげ」という感覚的な印象で終わらせないために、企業としての基盤や安定感を数値で示し、インフォグラフィックで可視化。さらに、社員の個人インタビューに加え、総勢274名に回答いただいた社員アンケートも掲載し、社内のリアルが伝わるコンテンツ構成としています。

データと人の声、両方の視点から根拠を示すことで、求職者が自身の将来像を重ねやすくなり、次のアクションへと踏み出す後押しとなることを目指しました。

KURATECA採用サイト トップページ

トップページ

メインビジュアルでは社員の方々の飾らない自然体の姿を切り取りました。メッセージでは「なぜ今、あなたの力が必要なのか」を明確に伝えることで、事業拡大や振動制御技術の社会的意義を示し、共感と納得を生み、エントリーへと繋げる狙いがあります。

KURATECA採用サイト 数字で見るKURATECA

3分でわかるKURATECA

会社や働く環境に関する強みをインフォグラフィックで整理し、求職者が抱きやすい不安をやわらげる構成にしました。視覚的にまとめることで、忙しい求職者でも短時間で要点を把握できるコンテンツにしています。

KURATECA採用サイト 社員アンケート

社員アンケート

総勢274名に回答していただきました。数字とコメントを通して、社内の雰囲気や働く人たちのリアルな声が伝わるようにすることで、「自分もここで働けそう」というイメージを持ってもらい、エントリーに対する心理的ハードルを下げる役割を担っています。

緑のボールが引き出す、KURATECAならではの表情

メインビジュアルやスタッフインタビューでは、シンボルマークの中心にある“緑の丸”をモチーフにした「緑のボール」を社員の方々に持ってもらっています。

「イノベーションを起こす」という意味を持つこのシンボルを、社員一人ひとりが実際に手にすることで、理念が現場で働く人たちによって体現されていることを表現しました。

撮影では、こちらからの指示は最低限にとどめ、できるだけ自由にボールを使ったポーズを取っていただきました。最初は戸惑いや不思議そうな表情を浮かべる場面もありましたが、次第にそれぞれの個性が表れた表情や振る舞いが引き出されていきました。

KURATECA採用サイト

リアルな場で機能するノベルティ

学生向けノベルティとして、クリアファイルを制作しました。就職説明会に加え、展示会などの場面でも配布され、実際に好評だったとのことです。特に女性からは「おしゃれ」「かわいい」といった声が多く寄せられ、「もらって嬉しいと感じてもらえるノベルティになった」というフィードバックをいただきました。

その場で興味を引き、持ち帰ってもらうまでの導線をつくることで、リアルな場における最初の接点づくりとして機能する施策となりました。

KURATECA採用サイト クリアファイル

手に取りたくなる、企業理解を促す採用パンフレット

企業説明会や高校・大学に配布する採用パンフレットを制作しました。採用サイトとコンセプトやデザインのトーンを統一し、紙とWebを連携させながら企業理解を深められる採用ツールになるよう設計しています。

表紙には社員アンケートの回答を散りばめ、「なんか良さげ」の理由を可視化。会社の雰囲気を伝え、「どんな会社なんだろう?」と興味を持ってもらえるようにしました。また、堅い印象の会社案内が多く並ぶパンフレット置き場で、親しみやすい表紙にすることで目に留まりやすく、手に取ってもらえることを狙っています。

中面では、KURATECAを象徴する緑のボールを大胆に配置。ボールを開くと、同社の技術が社会のどのような場面で活かされているのかが分かるイラストや、働く人の価値観が見えてくる仕掛けに。

また、企業説明会でパンフレットを見せながら説明することを想定し、事業紹介から会社の強み、社員の声へと自然につながる構成にしています。情報を詰め込みすぎず、詳細は採用サイトへ誘導することで、採用活動全体で企業の魅力を伝えられるパンフレットを目指しました。

KURATECA様 採用パンフレット表紙
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KURATECA|倉敷化工(MAZDAグループ)
[ 岡山県倉敷市 ]

あらゆる揺れや音を制御し、世界中の人びとの暮らしに快適な空間をお届けする

倉敷化工さんは、1964年にMAZDAグループの一員として岡山県倉敷市に設立。以降、自動車部品にとどまらず、ロケット、新幹線、ビル・タワーなど幅広い分野の振動制御課題に向き合い、世界中へ快適な空間を届けています。

今後の市場拡大と海外展開の強化を見据えてリブランディングに着手し、創業60周年という節目に「KURATECA(クラテカ)」というブランドネームを制定。

自社のスタンスや時代にあった佇まいへとアップデートし、交流しやすい印象を持たせることで、社内外の関係性をより深めていけるよう設計しました。世界中のあらゆる振動課題に対して、総合的な知識と技術を持って応える先駆者として、川上から関わる「振動制御の第一相談役」となることを目指します。


倉敷化工からKURATECAへ

国内10拠点に加え、海外6拠点を持ち、グローバルに事業を展開している同社。海外拠点でも「KURASHIKI KAKO」という名称を使用してきました。しかし、「倉敷」という地名や言葉は海外では馴染みが薄く、技術的な印象も伝わりづらいという課題がありました。

そこで、「読みやすい・発しやすい・覚えやすい・伝えやすい・打ちやすい」といった使用面と、リーガル的にブランドを守る商標面から紡ぎ出し、市場や社内での合意形成を図りながらブランドネームを検討していきました。

今後、宇宙産業をはじめとしたグローバル展開の加速を見据え、社内外・国内外において言語と視覚表現を一貫させることで、ブランドの伝達力と浸透力の強化を図りました。

KURATECA ブランドネーム

ブランドネームとロゴ:KURA:倉敷化工(KURASHIKI KAKO)の『KURA』/ TEC:振動制御の技術力/ A:イノベーションを起こす先駆者(アルファベットの1番目『A』)
意匠の方向性として、未来へ向けて新たな領域に挑戦する姿勢を表しています。その中でも『A』は、これまで当社の根幹にあったイノベーションへの姿勢を再認識し、振動制御の先駆者となるべく、アルファベットの1番目の『A』にその意味を込めています。

シンボルマーク

2030年に向けた事業戦略ロードマップに対してブランドを沿わせるために、既存の原子モチーフのシンボルマークを継続して使用することにしました。

長年培ってきたブランド価値を活かしながら、ブランドカラーを「イノベーショングリーン」として再定義。マークには「技術革新」の意図が込められており、今後の市場の変化にも適応しています。

ブース出展やノベルティ展開を見据え、バッジ型などのバリエーションも用意。名刺やユニフォームなど日々、目に触れるツールから、社内外の意識統一を図っています。

〈 既存マーク設計意図 〉
「原子の軌道と人工衛星」を原子力時代・宇宙衛星時代と相まって、常に技術革新を続けて已まないわが社の象徴として

タグライン

『Innovation for Stability(振動制御イノベーション)』は、あらゆる振動課題に向き合い、世界中の人々に快適な空間を届けるという、同社の社会的役割を示す言葉です。

防振・除振・免震・制振・防音といった技術を「振動制御」という上位概念で一括。

「防ぐ・除く」といった否定語ではなく、「イノベーション」という前向きな言葉を使うことで、ブランド全体にポジティブなエネルギーを宿し、「誠実に・楽しく・一丸となって・よりよく」挑戦し続ける姿勢を表しています。

KURATECA タグライン

多岐にわたる技術を一枚に集約した事業相関図

技術から事業内容、展開先まで一目で把握できるよう、相関図を作成しました。また、「振動制御イノベーション」を起点に、技術や価値を全方位に向けて探求・発信していくスタンスをXYZで表現しています。

X軸:多様な業界・用途への展開の広がり/Y軸:制御できる振動の幅/Z軸:海底から宇宙まで、対応領域のスケールの大きさ

イノベーションを想起させるキービジュアル

ポップで洗練されたイラストによって、イノベーション感や未来への姿勢を表現。より分かりやすく興味を持たれ、憧れられる印象に。競合や同業他社に対しては、視座の高さで明確な差異を打ち出し、独自性・優位性を訴求します。インパクトとキャッチーな表現で、「ああ、あの会社ね!」と第一想起されることを狙っています。

イラスト:otemotos

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『振動制御イノベーションとは?』を伝える結論ファーストのブランドムービー

ブランドネーム『KURATECA』、タグライン『振動制御イノベーション | Innovation for Stabiliity』。自社のあり方と事業領域を集約したこの二つのワードをWebサイトの序盤に設置することで、結論ファーストでプレゼンテーションを開始しています。

また、90秒に収めた当動画は各展示会などでも活躍します。先日、ある展示会では、ブランドムービーのあるシーンが来場者の目に留まり、新たな商談の話のきっかけになったとのことです。

構成・ディレクション:飛企画
動画制作:LIGHT THE WAY Inc.


開かれた雰囲気とスケール感を伝えるためのスチール・動画・ドローン撮影

開かれた雰囲気が伝わるよう、社員同士やクライアントと話している様子などコミュニケーションの場面を多く撮影しました。撮影の合間には、社員の皆さんのあたたかい対応や、のびのびとした雰囲気にふれる場面もあり、技術力の裏にある“人のよさ”も感じられる撮影となりました。

また、本社・工場を含めた敷地面積102,731㎡というスケール感を視覚的に伝えるため、ドローンによる空撮も実施。加えて、同社の免震装置が採用されている岡山県内の建物でも撮影を行い、技術が実際に社会で役立っている様子も収めました。

自動車事業部のシーンでは、オマージュを込めた演出として、約50年前にMAZDAの広告が撮影された倉敷アイビースクエアにて動画撮影をしました。

撮影:Shota Matono

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企業の意志を伝える、一貫性のある名刺

「何をしている企業か」がひと目で伝わるよう、1ビジュアル・1メッセージを軸に設計。これまで部署や各個人ごとに異なっていたレイアウトやロゴの使い方を見直し、社内全体でフォーマットを統一しました。経営陣の名刺には、“先駆者”としての気概を表すために特殊な仕様にし、名刺そのものがブランドの意志を伝えるツールとなっています。

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裏面は、イラストとブランドメッセージを配置し、『イノベーション感』を演出。
経営陣の名刺は、ロゴ部分は立体的に、フチは小口染めにして存在感を持たせませした。名刺交換の場においても際立ち、興味を惹くきっかけになるよう設計しています。

ユニフォームも一新(アドバイス)

ロゴリニューアルにあわせて、ユニフォームもアップデート。新しいブランドイメージにふさわしい印象を与えるため、ロゴの配置場所、制服の色・形状についてアドバイスさせていただきました。


ブランドの統一感とイラストの力で、他社と差がつく採用ブースへ

合同企業説明会の採用ブースにおいても、ブランドイメージが一貫して伝わるよう見直しを行い、スタンドバナー、テーブルバナー、椅子バナーを新たにデザインしました。

後日、担当者さんから「イラストのインパクトは抜群で、なんの会社だろう?と目を引く力があり、イラストによる差別化の効果を実感しました。他社や関係者からも「かっこいい」と好評でした!」との報告をいただきました。

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岡山駅構内の70インチ大型デジタルサイネージ18面をジャック

ブランドムービーのショートバージョンを、岡山駅東西連絡通路にあるデジタルサイネージで放映。改札を出てすぐの通路に連なる70インチ大型モニター18面をジャックし、行き交う多くの人に「KURATECA」を印象づける狙いがあります。1日90回放映されるとのことなので、岡山駅をご利用の際は、ぜひ見てみてください。


「ブランドをどう羽ばたかせていくか」を共有するための
テイクオフミーティング

webサイト公開をリブランディングの一つの区切りとし、ここから「ブランドをどう羽ばたかせていくか」を共有することを目的に『テイクオフミーティング』を実施しました。

従業員892名*から選定された現場メンバーと社長を含めた経営層まで、オンライン・オフライン合わせて約80名が参加。(*2025年7月1日現在)ブランド施策の背景や狙いをクロストーク形式で共有し、「どんな合意形成を経てこのアウトプットに至ったのか」「今後それを地域社会にどう広げていくか」などを全員で確認し合う場となりました。

社員の皆さんから質問や意見が飛び交い、対話が生まれたことが印象的でした。経営層の前向きな言葉や、熱心にメモを取る姿からも、ブランドへの関心と期待が伝わってきました。

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ブランドの世界観と事業の強みを一体で伝えるパンフレット

商談や展示会などの場面で「思わず手に取りたくなる」「気になる」印象を与えながら、各部門の強みや相関関係を直感的に伝えられるようにしました。

表紙にはブランドムービーで使用したイラストを配置。多数の企業パンフレットが並ぶ中でも一目で目を引くよう、印象的なビジュアルで差別化を図りました。さらに、表裏全面にイラストパーツを散りばめることで、ブランドムービーと同様に動きと広がりを感じさせるレイアウトとし、ブランドの先進性と柔軟性を表現しています。

また、リブランディングにより制定された新しいブランド名・ロゴについても明記し、同社の独自性や将来性を印象づけられるように。各事業については、実績を交えて特長・製品について紹介することで、読み手がKURATECAの具体的な優位性を把握しやすいようにしました。

パンフレット1
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経営とブランドの方向性を揃えるための
ブラッシュアップミーティング

webサイトリニューアルから約1年を一つの区切りとし、経営とブランドの方向性を改めて揃えるとともに、これまでの取り組みを振り返りながら今後の展開を共有することを目的に『ブラッシュアップミーティング』を実施しました。当日の議論内容をWebサイトへ反映していくことも、本ミーティングの狙いとしています。

当日は、KURATECAさんの事業戦略企画室のメンバーにご来社いただき、飛企画メンバーとあわせて計6名で実施。これまでの経営や活動の振り返りをもとに、1年間で見えてきた変化や反響についても共有しながら、「どのようにブランドを育ててきたのか」「これからどのように展開していくのか」を整理・すり合わせる場となりました。

この1年で、ブランドの考え方をより浸透させていくための社内プロジェクトが立ち上がったり、社員の方々から前向きな反応が見られたりしたとのこと。また、展示会などの場面でもこれまでとは異なる関心の持たれ方が生まれるなど、対外的なコミュニケーションにおいても変化の兆しが感じられました。社外から「思い切りましたね」「変わりましたね」といった声が寄せられるなど、企業としての印象にも変化が現れ始めています。

事業戦略企画室や社内プロジェクトの取り組みを軸に、ブランドの落とし込みと展開を丁寧に積み重ねながら、KURATECAブランドを育てられている姿が印象的でした。まさに継続的な「brand+ing」を体現されていると感じました。

KURATECA様 ブラッシュアップミーティングの様子
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お客さんの声

ー リブランディングを振り返っての感想を教えてください。

飛企画さんから提示された「リブランディング」は、私たちが漠然と考えていた方向性に最も適した提案だと感じました。説明がわかりやすく納得感が高かったため、検討メンバー全員が飛企画さんに依頼することで一致しました。

ワークショップでは社員の思いを丁寧に引き出し、「リブランディングによって会社が変わっていく」という期待感を組織内に醸成してくださった点にも大変感謝しています。収集した意見を整理・言語化し、第三者目線を交えた提案で私たちが気づかなかった新たな視点をもたらしてくださいました。

ホームページの仕上がりにも非常に満足しており、単なる見た目の刷新にとどまらない期待を超える成果物になっただけでなく、公開後も改善策や社内の士気を高める施策まで継続的にサポートいただけている点に真のパートナーシップを感じています。

飛企画さんとご一緒できたことを心から嬉しく思い、今後のさらなる協創を楽しみにしています。

( 事業戦略企画室 村下 )

???(coming soon)

まだ表には出ていないプロジェクトが、着々と進行中です。
どんなものが形になっていくのか…今後もどうぞお楽しみに!



 

株式会社 寺岡 様
[ 広島県呉市 ]

でっかい“ものづくり”で社会を盛り上げる創造所

株式会社寺岡さんは、広島県呉市で陸海問わず大型鋼構造物を製造する会社です。200tジブクレーンと岸壁環境という優位性を活かし、でっかい“ものづくり”を通して国内外のあらゆる社会課題に取り組んでこられました。

この度、(結果として)55周年を節目にさらなる躍進するためのリブランディングに関わらせていただくことに。家族とも言える仲間とともに社会を盛り上げていかれる様子や、呉市を誇りに地域へ恩返しする取り組みを間近で感じながら、さまざまなクリエイティブに落とし込んでいきました。

はじめは、ゆるい感じでWebサイトリニューアルのみの相談でしたが、後から『55周年』『新社屋建設』など次々と話が出てきて、徐々に周年行事とクリエイティブがかけ合いかけ合いで熱を帯びていきました。そして最後は花火大会。気がつけば、大きなムーブメントとして地域へ広がっていました。(キックオフMTG時に「こんなに(案が)出ないなんて悔しい!」と言われてた会社とは思えない展開力)


CI/VI

株式会社寺岡の人格を1ビジュアル1メッセージで伝えるためにCI/VI構築に取り組みました。全体での洗い出し、コアメンバーとの選定、社長を含めた協議という3ステップで集約していき、寺岡「らしさ=内から外へのブランディング視点」、「ならでは=外から内へのマーケティング視点」、そのせめぎ合いの中で生まれた接点を探っていきました。

株式会社寺岡様ロゴ

ロゴ:『t』は寺岡のt、巨大のt(㌧) 、ガッツポーズを表します。
『輪っか』は、仲間、団結力。力強さと団結力をユニークに表し、寺岡の優位性をアイコン化した形状。
誇りである呉市を胸に国内外を盛り上げていく意志を『Based in KURE』に込めました。
また、この度ブランドカラーを元気な青に制定し、ユニフォーム、新社屋などにも展開されました。

タグラインとブランドメッセージ_製造業リブランディング

タグライン:『ものづくり』というキーワードを中心に、同社の特長や地域社会との関わりを表しました。
また、陸海全般に対応しており『造船所』ではないため様々な表現を話し合う中で、これからのスタンスを織り込んだ『創造所』に決定。

ある日、社長は息子さんから「結局、お父ちゃんの会社は何をしとるん?」と質問され、ちゃんと答えられなかったそうです。造船業であれば説明しやすいですが、陸のものもつくっているので確かに説明が難しく、こちらにも答えはありませんでした。ただ、トップが答えられないとなると、スタッフやご家族も説明することは難しいです。ブランディングは伝言ゲームと訳されることもあり、正しく強く伝わらないといけないため、言葉を出し合い、対話を重ねていき、意義を織り込みながら形にしていきました。


スタッフさんをモデルにしたイラスト

メインビジュアルやTOPページを飾るキャラクターたち。実はこれ、スタッフさんをモデルに描き起こしたものなんです。同社の持つ魅力として人と団結力が挙げられます。いつも元気で仲が良いムードを社外にも伝えていくことで仲間を増やしていく目的があります。当初は架空のキャラクター案で進めていましたが、社長の希望でスタッフさんをモデルにしたイラストへ変更になりました。(おかげで、仮にロゴや社名を差し変えようとも、寺岡さん以外の何者でもありません!という状態に。ナイスアイデアでした!)

また、製造業Webサイトは機械に向き合っている作業風景をメインにしたデザインが多く見受けられます。外部からの見られ方として『その他大勢』からの脱却は有効であり、対象者の社内会議の際にも「あのキャラクターの」「あ〜あそこね!」という会話の土台に乗りやすくしました。

イラストレーター:畑中さくら

スタッフをモデルにしたキャラクターイラスト01

スタッフをモデルにしたキャラクターイラスト02

パンフレット

Webサイトの世界観とリンクさせ、採用や商談に機能するパンフレットを制作しました。これまでの一般的な会社パンフレットの構成ではなく、プレゼン資料として相手の心を開くための構成にしました。

エディトリアル:otemotos
印刷・製本:インサツビト(中本本店)

パンフレット表紙:ロゴ部分はグロス加工×2回、その他部分はマットニス加工。RGB印刷でブランドカラーである元気な青を再現。用紙サイズは、見開きの際の写真やコンテンツとのバランスを考慮した変形型に。遠目からのインパクト→手にした時の肌触り→光に反応する特殊加工などで、採用や商談場面において妥協なき本気度を伝えます。

会社パンフレット制作

パンフレット中身:表紙からのテンションを落とさないよう、見開きでキャラクターと共にタグライン、ブランドメッセージを掲載。提案を受ける側が心開くリアクションをしてくれればアイスブレイク成功です。きっとその後はうまくいくはず!

新社屋デザイン(表面部分のみ)

建築会社で設計が進む中、ブランドカラーを活かしてカッコよくしたいとのことでデザインを担当することになりました。Webサイトのデザインを踏襲しつつ、あとは存在感を出すことを軸に考えていきました。社屋の裏はJRや幹線道路が通っており、交通量などを想像すれば立地を活用しない手はありません。

新社屋デザイン

壁面ロゴ:車でお越しのお客さまに対して、大きな寺岡ロゴで元気にお迎え。

新社屋デザイン

Webデザインとリンクした青の斜めライン。青白のコントラストが同社の勢いと潔さを表しています。(当初の案では、屋上にハリウッドサイン的に『TERAOKA』を掲げる提案でしたが、安全面や耐久性などを考慮した建築会社からのアドバイスにて却下となりました。残念)

ドローン撮影(その他スチール含む)

200tジブクレーンや大型鋼構造物など、ファインダーに収まりきらないものばかりのためドローン撮影。(寺岡さんの方でも普段からドローン撮影をされています)

撮影:LIFE MARKET

200tジブクレーンと岸壁環境と瀬戸内海

製造業ブランディング_ドローン撮影

イベント記録撮影

Webサイトやパンフレットなどの撮影のほか、周年行事一連も撮影していきました。オンライン、オフラインの両輪で次々と変化が起こり、熱量を帯びながら結束力が高まっていく様子を伴走しながら記録に残していきました。

WORKS_-10
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新社屋竣工、竣工式、お披露目パーティー、花火大会など、会社の記念すべき行事を皆さんの笑顔入りで収めていきました。

クレーン越しの1,200発の大花火(撮影)

周年行事のクライマックスは花火大会でした。ステークホルダーをはじめ、呉市への恩返しや地域の方への感謝を込め、盛大な花火大会を開催されました。撮影部隊は特等席の新社屋屋上から撮影。クレーン越しの花火を狙います。花火大会が開催されない時期が続くなか、海上で盛大に上がる怒涛の花火に仕事だということを忘れて感動しました。貴重な体験を有難うございました。

自社開催の花火大会。クレーン越しの1,200発

寺岡ブルーが目を惹くラッピングバス

一通り終わったな〜と落ち着いた頃に「あの〜、こんなことも対応可能ですか?」と相談が。聞いた瞬間にイメージが湧いてしまったので、初めてのことに躊躇するまもなく快諾してしまいました。なんとラッピングバスです!

サイトに出てくるイラストと特徴的な新社屋の外観を連想させる車体の柄(青の斜めライン)で、バスを見かけた人が「あ!寺岡さんだ!」と反応してくれるようなデザインにしました。イラストやロゴは大胆に配置し、でっかい“ものづくり”を象徴させています。バス後面には200tジブクレーンと55周年記念の打ち上げ花火も!寺岡さんならではが反映されたデザインに仕上げました。

株式会社寺岡 ラッピングバス
株式会社寺岡 ラッピングバス
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寺岡さん拠点の仁方~呉市内のメインルートをほぼ毎日運航中です!

呉市内に3つの屋外看板

ラッピングバスに続き、求人用の屋外看板のご依頼もいただきました。まずは会社の存在を知ってもらうことが重要。呉市内でのさらなる認知度アップを目指したデザインにしました。

看板には、イラストと寺岡ブルーを採用。他のデザインと視覚的な統一感を持たせることで、直感的に「あ、寺岡さんだ!」と気づいてもらえるようにしました。JRから見える青い社屋、市内を走るラッピングバス、そして幹線道路沿いに設置された屋外看板。これらが連動することで、より強く、広く、同社の存在を伝える狙いがあります。

キャッチコピーの「呉から挑む」には、呉の誇りを持ち、国内外で活躍できるチャンスがある会社であるというアピールを込めています。看板は、呉市内中心部3か所に設置。呉に足を運ばれた際はぜひ探してみてください!

株式会社寺岡 屋外看板 1.8m×3.0m
株式会社寺岡 屋外看板 1.8m×3.0m
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1枚目:185号線阿賀休山トンネル東口交差点 / 2枚目:本通り7丁目 / 3枚目:本通り6丁目

呉発祥のイカフライをノベルティに。
“テライーカ”

寺岡さんオリジナルのイカフライ“テライーカ”のパッケージと外箱を制作しました。“テライーカ”は、呉市がイカフライ発祥の地と言われていることを背景に、寺岡さんが同市の共同食品工業株式会社様と協力し、おつまみとして人気の“カライーカ”をオリジナル仕様で展開されたもの。会社の手土産やイベント用ノベルティとして活用されるそうです。

外箱は、イカフライを大胆に配置したインパクトのあるデザインに。同社の特徴でもある“でっかいものづくり”を、視覚的に表現しました。パッケージには、“カライーカ”のパロディ感を演出するため、オリジナルキャラクター“てぃたん”を制作し、使用。3種類の味に合わせて異なるキャラクターをデザインし、味ごとの個性が伝わる遊び心のあるパッケージに仕上げました。

呉らしさと寺岡さんらしさが詰まった“テライーカ”。会話のきっかけにもなるような、楽しいノベルティになっています。

ディレクション:飛企画
デザイン:otemotos
印刷:大洋印刷株式会社、株式会社メイワパックス

テライーカ 外箱
テライーカ 外箱
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“てぃたん”は、寺岡さんのロゴマークの愛称をキャラクター化したもので、社内公募で決定されたそう。由来は、ギリシャ神話に登場する巨神「ティーターン」で、寺岡さんの成長と繁栄への願いが込められています。

お客さんの声

株式会社寺岡 齋藤憲司

代表取締役 / 齋藤憲司

満足どころかそれ以上の物を作っていただき、既に他社様よりお褒めをいただいております。

この度、ご縁あって飛企画様に弊社の企業PRの為のホームページを制作して頂きました。

満足どころかそれ以上の物を作って頂いて、本当に感謝しております。私だけではなく幹部社員にも寄り添い、お話をしっかり聞いて頂き、私共の会社を理解して頂いたうえで、出来たホームページだと思っております。

既に他社様よりお褒め頂いております。これを機に益々発展出来る予感がするほどです。


株式会社寺岡Webサイトデザイン|キャラクターイラストを用いたサイトデザイン

製造業リブランディング_社会的役割

製造業の採用ページ

土ノ音 様
[ 山口県 周防大島町 ]

  • ブランド戦略マップ
  • 商品ネーミング
  • ロゴ
  • タグライン
  • ラベルデザイン
  • リーフレット
  • ECサイト(BASE)

28年の飲食店での料理人人生に終止符を打ち、6次産業への転身。

銀座の一流名店で修行を積んだ後、岡山で店舗を営んできた根っからの料理人である土ノ音さん。ある日訪れた瀬戸内のハワイと呼ばれる周防大島に魅了され移住を決断。これまでの料理人経験を活かし6次産業に転身。野菜を愛する料理人は素材を活かした調味料『土ノ音』の開発・販売を開始します。山口県を中心にファンや取引先が定着する中、全国展開を目的としたブランド刷新のご依頼いただきました。

ラベルデザイン 山口県の食品ブランド
6時産業ブランディング事例
食品ブランディング|ネーミングからデザイン

美味しさを伝えるためのデザイン

土ノ音ロゴ
ロゴ

土ノ音タグライン
タグライン

土ノ音リーフレット
リーフレット


土ノ音ECサイト(BASE)
ECサイト(BASE)

商談成約率ほぼ100%に向上したブランド刷新。

商品を初めて口にした時は、予想を上回る美味しさに「わっ」と声が出てしまいました。それと同時に相談内容の核である「美味しそう!が伝わっていない」がよく理解できました。

当時の商品ラベルは超シンプル。印象も良いのですが、商品の主役が一つではなく複合的、使用方法も「パンに塗る」などシンプルではなく汎用性が高い。これらを伝えるためにコミュニケーション能力の高い情報設計とデザインが必要でした。

商品名、ラベルデザイン、訴求分などを「あ〜でもない、こーでもない」と、これまでの市場での反応とマーケティング視点から双方向から意見を交わしまくり、ミニマルとマキシマムを往来しながら5転6転したブランド刷新。

リニューアル後、方々に営業をかける中で商談成約率はほぼ100%に向上したとのこと。リニューアルから半年以内に、設計時にブランド戦略マップに指名記載した国内有名ショップから次々とオファーが入るまでに。ブランドとしては「美味しそう」だけでなく、存在や思考自体を「面白い」と感じられているようです。

ブランド&戦略マップ

※守秘義務上ぼかしています

ブランド&戦略マップ
ポジショニング
ターゲティング
情報設計
情報デザイン

1)まずはとにかく言葉づくり

「結局、何屋さん?」「他と何が違うの?」「素材は何?」「どう使うの?」
これらを的確に端的に表現することから始めました。基本的には6W1H。そこに個性と優位性を混ぜ込みました。

1-1)タグライン

「野菜を奏でる調味料」

野菜を:なんと言っても野菜が主役
奏でる:料理人として調律的な仕事(土ノ音という名称から由来)
調味料:提供する商品

↓展開形
「料理人×瀬戸内のハワイ=野菜を奏でる調味料」

これは、土ノ音さんが使われていたものと融合。料理人としてのキャリアと周防大島のブランド力。そこから生まれた調味料ということでポジショニングを確立。農家さんがつくる加工品とは一線を画します。(ここから展開戦略につながっていきます)

1-2)ブランドメッセージ&ブランドストーリー

この部分は、ほぼクライアントさんの原文のままです。ご自身が歩んできた道、選んだ道をしっかり噛み締めているからこそ、ここまでの言語化ができているのだと感じました。

ブランドメッセージ

1-3)商品名

  • 菜種油ジェノベーゼ
  • 島生姜シロップ
  • えび&味噌フォンデュ
  • 卵黄酢みそディップ
  • その他

主役の素材が一つではないので限界がありますが、「個性ある素材名×使い方」というフォーマットにすることで、味や調理イメージが湧くようにしました。(ここがラベルデザインにつながっていきます)

2)次に言葉を引き継いでのデザイン

2-1)ロゴ

「土の中で生まれた音を、ノイズを入れず調律し、野菜を奏でる。」そんな想いをド(土)の音符をモチーフに表現しています。

2-2)ラベルデザイン

土ノ音さんは、売り場からのフィードバックにより顧客行動を深く把握されていました。実は、「素材や使い方を伝えるためにリーフレットを作りたい」ということが最初のご相談でした。ただ、売り場のスペースや条件によって左右されるため、お客さんとの本当の接点であるラベルデザインを強化することになりました。

  1. 遠くからでも「お!」と気になり近づく(デザインとシリーズ展開)
  2. 何の商品かを知り手に取る(イラストとネーミング)
  3. 使用方法を読みイメージを湧かせる(ミニレシピ)
  4. 裏面で本気のブランドだと気づかせる(食品表示ラベル)

まず、デザインの方向性やテイストですが、日頃から売り場観察する中で、ロングセラー商品でオシャレすぎるものは、あまり存在しないと感じていました。(CMなどもそうかと)

おそらく「とっつきにくい」「隙がない」表情になっているのだと思います。ただ、今回のブランドはダサくて良いわけでもないので、作ったのは一般人かデザイナーか分からないラインを狙いました。それは、これまでの売り場ではなく、土ノ音商品がよりマッチする新規ターゲットとチャネルを意識した判断であり、その効果はすでに広がり始めています。

コントラストの効いた大味のイラストでインパクトを与えて引き寄せます。その後、多くの主婦は手に取り、食品表示ラベルを入念にチェックします。自然の素材にこだわる土ノ音さんの表記内容は気持ちの良いものがあります。ここで本気のブランドだということを必ず理解してもらえるはずです。

2-3)リーフレット

各商品ごとにピックアップしたレシピを掲載したリーフレットも作成しました。同商品はあくまで『調味料』であり、最後の一仕事は消費者の方に委ねられます。そのため、生命線となるのは料理人である土ノ音さんが提案するレシピです。QRコードからサイト掲載のレシピ一覧へ飛ぶことができます。

2-4)ECサイト[BASE]

これまで使用されていたBASEのデザインをカスタマイズしました。限られた機能の中で、スライドなどの表現のために外部エフェクトを用いたり、生命線であるレシピコンテンツの掲載を可能にしています。今後も、ほんの一手間加えるだけでプロの味になるレシピが追加されていきますのでお楽しみに!

第18回ひろしまグッドデザイン賞 パッケージ部門 奨励賞
第18回ひろしまグッドデザイン賞 パッケージ部門 奨励賞

第18回ひろしまグッドデザイン賞 授賞式風景
第18回ひろしまグッドデザイン賞 授賞式風景


KAMUIBRAND 様
[ 広島市 ]

KAMUIBRAND WEBデザインTOPページ

一線を画すポジショニング設計によるリブランディング。

これまでの1stステージでは、プレーヤーの戦略を最大限に発揮するために開発された製品の性能と効果にフォーカスし、ブランディングを行ってきました。その後、ビリヤードタップブランドとして世界トップシェアになった今、メンタリティースポーツとしてのビリヤードの魅力をより多くの人へ伝えることを使命とし、ビリヤード人口の裾野拡大と業界全体のボトムアップにも注力するなど、ブランドの活動は2ndステージへ突入していきました。

KAMUI BRANDを取り巻く環境は10年前とは大きく変わり、ブランドとしてのあり方を据え直す時期に来ていました。この度のWEBサイトリニューアルでは、他競合ブランドとは一線を画す、業界全体を視野に含めながら少し俯瞰的なポジションへシフトしています。そこでは、自分たちの想いやビジョンを明示し、共鳴するパートナーと共にビリヤードの素晴らしさを浸透させていく目的を最優先に打ち出しています。


「伝えたいこと」の解像度を高める。

世界中のトップアスリート達が望む品質レベルを先回りして開発し続け、プロプレーヤー達から厚い信頼を得ているKAMUI BRAND。その製品は「何を実現するために開発されたのか?」を明確にし、より際立たせるためにその他の情報を極限まで削ぎ落としことで、言語をまたぎ瞬発的に世界へアプローチしています。

プロダクト アートワーク1
プロダクト アートワーク2
ブランドコンセプト アートワーク

世界中に速く深く伝えるために。

WEBを活用することで情報を一瞬で世界中へ発信できる今、それを活かさない手はありません。ただ、そこで言語に頼るすぎると大きなタイムラグが発生していまします。伝えたいことを文章ではなくビジュアル化することで、どの言語の国でもダイレクトに伝えることに注力しています。デザインは目的を直感的に伝えるための最も有効な手段なのです。
ブランディングにより世界に広がる代理店MAP

プロダクトマップと性能表


継続的なアートディレクションでブランドに確かな軸を。

あらゆる営業やマーケティングを継続的に実施するなかで、ブランドとして“守り続けるべき部分”と“変化させるべき部分”が生じてきます。ブランドを構築する要素は極めて複合的ですが、最も多くの人が共有しやすいものはやはり視覚的なものになります。

多くのプレーヤーの中にあるブランドイメージを統一化するためには、徹底したアートディレクションが必要になります。ブランドイメージに触れる機会と時間を増えれば増えるほど、プレーヤーの心の中のブランドは育ち、やがてファンとなり、ブランドを支えてくれる大きな力となってくれます。

ブランドイメージ


プロダクトデザイン

視認性、模造障壁を高めるためのデザイン。

模造品が多く出回るまでに成長した今、KAMUI BRANDのプロダクトデザインに求められる要素は、見た目の良さだけではなくなりました。印刷技術やシリアルナンバー付与などで模造障壁を高め、それに合わせて視認性にも配慮しています。

WEBマーケティング

適材適所のマーケティング

新製品のリリース、マイナーチェンジなど、その時々で最善のマーケティング手法を取り入れています。例えば、新製品のニーズや手応えを図るためのプロトタイプ段階の製品(ビリヤード チョーク)には、フラッシュマーケティング(個数&期間限定)を採用し、1日で完売したという結果を受け正式に製品化されました。話題性と期待値の高まった新製品を待ち望むプレーヤーは世界中に溢れました。


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