等身大の姿をそのまま届け、応募への一歩を後押しする
岡山県倉敷市に拠点を置き、自動車や産業機器など幅広い分野で社会を支える振動制御技術を生み出されている、KURATECA(倉敷化工株式会社)様。リブランディングに伴うコーポレートサイトのリニューアルに続き、今回は採用サイトの刷新を行いました。
製造業に対して抱かれがちな「堅い」「厳しい」といった先入観を払拭し、同社が本来持つ「明るく前向きに挑戦できる空気感」を直感的に伝えていくことを大切にしました。
そして、サイト全体で働く方々を主役とし、ありのままの等身大の姿を前面に出すことで、気負わず「ここで働いてみたい」と思える、エントリーへの心理的な障壁を下げられるようにしました。
感覚と事実の両方で「なんか良さげ」を伝える
半世紀以上にわたり確かな技術力で社会を支えてきた歴史ある企業でありながら、「雰囲気が良さそうだったから」「働きやすそうだったから」といった声が入社理由として多く挙がるなど、のびのびとした雰囲気で挑戦できる土壌が育まれている同社。
そんな魅力を「なんか良さげ」というコピーに集約。あえて抽象的な言葉にすることで、「それってどういうこと?」と興味を持ってもらうフックになることも意図しています。
「なんか良さげ」という感覚的な印象で終わらせないために、企業としての基盤や安定感を数値で示し、インフォグラフィックで可視化。さらに、社員の個人インタビューに加え、総勢274名に回答いただいた社員アンケートも掲載し、社内のリアルが伝わるコンテンツ構成としています。
データと人の声、両方の視点から根拠を示すことで、求職者が自身の将来像を重ねやすくなり、次のアクションへと踏み出す後押しとなることを目指しました。
トップページ
メインビジュアルでは社員の方々の飾らない自然体の姿を切り取りました。メッセージでは「なぜ今、あなたの力が必要なのか」を明確に伝えることで、事業拡大や振動制御技術の社会的意義を示し、共感と納得を生み、エントリーへと繋げる狙いがあります。
3分でわかるKURATECA
会社や働く環境に関する強みをインフォグラフィックで整理し、求職者が抱きやすい不安をやわらげる構成にしました。視覚的にまとめることで、忙しい求職者でも短時間で要点を把握できるコンテンツにしています。
社員アンケート
総勢274名に回答していただきました。数字とコメントを通して、社内の雰囲気や働く人たちのリアルな声が伝わるようにすることで、「自分もここで働けそう」というイメージを持ってもらい、エントリーに対する心理的ハードルを下げる役割を担っています。
緑のボールが引き出す、KURATECAならではの表情
メインビジュアルやスタッフインタビューでは、シンボルマークの中心にある“緑の丸”をモチーフにした「緑のボール」を社員の方々に持ってもらっています。
「イノベーションを起こす」という意味を持つこのシンボルを、社員一人ひとりが実際に手にすることで、理念が現場で働く人たちによって体現されていることを表現しました。
撮影では、こちらからの指示は最低限にとどめ、できるだけ自由にボールを使ったポーズを取っていただきました。最初は戸惑いや不思議そうな表情を浮かべる場面もありましたが、次第にそれぞれの個性が表れた表情や振る舞いが引き出されていきました。

リアルな場で機能するノベルティ
学生向けノベルティとして、クリアファイルを制作しました。就職説明会に加え、展示会などの場面でも配布され、実際に好評だったとのことです。特に女性からは「おしゃれ」「かわいい」といった声が多く寄せられ、「もらって嬉しいと感じてもらえるノベルティになった」というフィードバックをいただきました。
その場で興味を引き、持ち帰ってもらうまでの導線をつくることで、リアルな場における最初の接点づくりとして機能する施策となりました。

???(coming soon)
未公開のプロジェクトも進行中です。
少しずつ形になっていく予定なので、今後もぜひご注目ください…!

Mr.ウエスマン | エイジトレーディング株式会社
“ゴミの地産地消”を目指す工業用ウエスブランド
エイジトレーディング株式会社様は、『4つのRE(REUSE、RECYCLE、REFINE、REDUCE)で資源浪費型から資源循環型社会へ』を掲げ、広島県で6拠点をかまえる資源リサイクル会社です。
“ゴミの地産地消”をテーマに、新規事業として回収資源を活用したウエスの製造・販売・配達も行っている同社。この度、ウエス事業の認知拡大を目的に、ウエスブランドサイト刷新のご依頼をいただきました。
社長との対話を重ねる中で、若い世代でありながら、強い想いや意義を持って事業に取り組まれている姿が印象的でした。また、社会活動にも関心を示されており、資源リサイクル業者がこうした考えや取り組みを外に向けて発信していくことで、業界に一石を投じられるのではないかと感じました。
そこで、「資源リサイクル業×斬新さ」という振り幅を活かしたサイトデザインの方向性を設定。新しさを感じさせるUMA(未確認生物)のようなキャラクター「Mr.ウエスマン」を企画・制作し、サイト内で活用しました。
業種にはあまり見られない斬新な表現を取り入れたウエスブランドサイトを起点に、エイジトレーディング様の新たな取り組みや活動の後押しとなることを目指しています。
ローディングアニメーションやフッターのパララックスなど、所々に遊び心を加え、同業他社との差別化を図りました。
メインビジュアル
ウエスの製造・販売のみならず、配達まで行っているエイジトレーディング様の強みをわかりやすく表現するため、メインビジュアルにはローラーシューズを履いたMr.ウエスマンを登場させました。
商品一覧
ハンバーガーのメニュー表をモチーフにし、選ぶ楽しさを演出。迷うことなく業種に最適なウエスを見つけられるよう、商品写真の右上に訴求点が表記されたバッジをつけています。
メッセージ
会社の想いや取り組みといった意義高いメッセージを抵抗感なく読んでいただけるよう、チャットアプリ風のデザインを取り入れました。閲覧者が思わずスクロールしたくなるように、右下には手のイラストを配置。アニメーションを加えることでスクロールを促しています。
他媒体に展開することを見据えた
ストーリー性のあるイラスト
打ち合わせの中で生まれた「看板にユニークなキャラクターがいたら、思わず気になってしまう」という発想から、「Mr.ウエスマン」が誕生。ネーミングもその場で決まりました。
キャラクターのコンセプトは、しゃべらない不思議な存在。これまでにない新しいスタンスを表すため、UMA(未確認生物)をモチーフとしました。「なんだこれは?」と目を引く佇まいと、無表情でシュールな世界観を特徴としています。企業キャラクターには珍しい色使いを採用し、一歩先を行く新しいイメージが持てるようにしました。
今後、屋外看板や各種広告媒体での展開も見据え、連載的に使用できるストーリー性のあるポーズバリエーションを作成しました。
イラスト・ロゴ:otemotos

キャラクター
直立不動のウエスマンが徐々にウエスに埋もれていくシュールなイラスト。Webサイトにも登場しています。

ロゴタイプ
力強くポジティブな“ウエスマンらしさ”を感じさせるロゴタイプも作成。
???(coming soon)
まだ表には出ていないプロジェクトが、着々と進行中です。
どんなものが形になっていくのか…今後もどうぞお楽しみに!

どこでも商店街 YORIDORI
人や地域とのつながりを生むEC事業のブランド構築
“地域の賑わいを創出すること”を目的に、広島県「道の駅 西条のん太の酒蔵」や島根県「浜田おさかな市場」など複数県の施設を管理・運営されている第一ビルサービス様。この度、道の駅などで取り扱っている商品を販売するEC事業を立ち上げるということで、ブランド構築をお手伝いさせていただきました。
同社の母体である、みどりグループ様は「人々の笑顔あふれる街づくり」という理念のもと、中四国を中心に不動産から福祉まで多岐にわたって事業を展開され、地域の活性化と課題解決に貢献されています。
今回のEC事業も単なる商品のオンライン販売ではなく、「埋もれている地域の魅力を再発見し、全国に届けることで、地方を盛り上げたい」という想いが軸にあります。これに基づき、人と地域の新たな結びつきが生まれる、同社ならではのオフラインとオンラインを跨いだ共鳴型ECブランドを目指しました。

「商店街」という分かりやすいコンセプトで、
ブランドが担う役割と価値を言語化
新たなブランドのあり方を直感的に伝えられるよう、誰もがイメージしやすい“商店街”をコンセプトに設定。商店街は、地域の多様な魅力が集まり、互いを支え合いながら賑わいを生む場所。その価値をオンラインで再現し「アップデートされた理想の商店街」を体現していきます。
また、多種多様な人々・店舗・商品、そして地域文化が豊かに交じり合うイメージを日本語「よりどり」から着想を得て、ブランド名を「YORIDORI」としました。
アップデートされた商店街をイメージしたロゴ
シンボルマーク:商店街のアーチをよりどりの色で構成。アップデートされた理想の商店街の印象を与えつつ、障壁を高めない明るい表情に。
MIDORI GROUP:母体である「みどりグループ」の認知度・人気度の向上に繋がるように社名を表記。ブランドネームから続けて読むと「よりどりみどり」というキーワードに。
タグライン
ひと・まち結ぶ:みどりグループのモットー
どこでも:オンラインを指す
商店街:たくさんの店や商品、人、地域文化が集う
| ブランド名 | YORIDORI |
|---|---|
| タグライン | ひと・まち結ぶ どこでも商店街 |
| メッセージ |
ワイワイ ガヤガヤ 今日は何が盛り上がってるんだろう 銘酒の飲み比べ などなど リアルとオンラインを横断しながら あんなこと、こんなこと |
共感の輪を広げ協力者を増やすための相関図
「一緒に地域を盛り上げたい!」と共感してくれる協力者と繋がれるよう、地域や行政、ユーザーとのつながり方や目指すゴールを示しました。オンラインでの発信を起点に、各地域の認知拡大と購買・来訪など継続的な応援に繋がり、地域が盛り上がっていく循環も表現しています。
賑わいと発見がある体験を表現したイラスト
オンライン上の商店街というコンセプトを浮遊感のあるイラストによって可視化しました。実際に取り扱っている、西条の日本酒(三大酒処)や島根県浜田市の日本海の魚をモチーフにしながら、明るい色彩と動きのある構図で“賑わい”と“発見がある体験”を直感的に表現。
「どんなものがあるんだろう?」「少し覗いてみたい!」と思ってもらえるような、心が動く温度感を出せるようにしました。
イラスト:URAMABUTA 引野裕詞

共感や愛着を育てていくプラットフォーム
「応援したい!」「この人たちから購入したい!」など共感や愛着を育てていくプラットフォームとして、ブランドサイトを制作。生産者インタビューや商品レポートなどを継続的に発信していきます。
今後のコンテンツ増加を見据え、カテゴリやタグによる絞り込み機能を実装し、興味のある記事に辿り着きやすい導線を設計しました。
オンライン上の架空の商店街ではあるものの、「どんなお店があるんだろう?」と興味を持って見てもらえるよう、商店街マップページではお店が並んでいる様子を表現しました。
KURATECA|倉敷化工(MAZDAグループ)
あらゆる揺れや音を制御し、世界中の人びとの暮らしに快適な空間をお届けする
倉敷化工さんは、1964年にMAZDAグループの一員として岡山県倉敷市に設立。以降、自動車部品にとどまらず、ロケット、新幹線、ビル・タワーなど幅広い分野の振動制御課題に向き合い、世界中へ快適な空間を届けています。
今後の市場拡大と海外展開の強化を見据えてリブランディングに着手し、創業60周年という節目に「KURATECA(クラテカ)」というブランドネームを制定。
自社のスタンスや時代にあった佇まいへとアップデートし、交流しやすい印象を持たせることで、社内外の関係性をより深めていけるよう設計しました。世界中のあらゆる振動課題に対して、総合的な知識と技術を持って応える先駆者として、川上から関わる「振動制御の第一相談役」となることを目指します。
倉敷化工からKURATECAへ
国内10拠点に加え、海外6拠点を持ち、グローバルに事業を展開している同社。海外拠点でも「KURASHIKI KAKO」という名称を使用してきました。しかし、「倉敷」という地名や言葉は海外では馴染みが薄く、技術的な印象も伝わりづらいという課題がありました。
そこで、「読みやすい・発しやすい・覚えやすい・伝えやすい・打ちやすい」といった使用面と、リーガル的にブランドを守る商標面から紡ぎ出し、市場や社内での合意形成を図りながらブランドネームを検討していきました。
今後、宇宙産業をはじめとしたグローバル展開の加速を見据え、社内外・国内外において言語と視覚表現を一貫させることで、ブランドの伝達力と浸透力の強化を図りました。

ブランドネームとロゴ:KURA:倉敷化工(KURASHIKI KAKO)の『KURA』/ TEC:振動制御の技術力/ A:イノベーションを起こす先駆者(アルファベットの1番目『A』)
意匠の方向性として、未来へ向けて新たな領域に挑戦する姿勢を表しています。その中でも『A』は、これまで当社の根幹にあったイノベーションへの姿勢を再認識し、振動制御の先駆者となるべく、アルファベットの1番目の『A』にその意味を込めています。
シンボルマーク
2030年に向けた事業戦略ロードマップに対してブランドを沿わせるために、既存の原子モチーフのシンボルマークを継続して使用することにしました。
長年培ってきたブランド価値を活かしながら、ブランドカラーを「イノベーショングリーン」として再定義。マークには「技術革新」の意図が込められており、今後の市場の変化にも適応しています。
ブース出展やノベルティ展開を見据え、バッジ型などのバリエーションも用意。名刺やユニフォームなど日々、目に触れるツールから、社内外の意識統一を図っています。
〈 既存マーク設計意図 〉
「原子の軌道と人工衛星」を原子力時代・宇宙衛星時代と相まって、常に技術革新を続けて已まないわが社の象徴として
タグライン
『Innovation for Stability(振動制御イノベーション)』は、あらゆる振動課題に向き合い、世界中の人々に快適な空間を届けるという、同社の社会的役割を示す言葉です。
防振・除振・免震・制振・防音といった技術を「振動制御」という上位概念で一括。
「防ぐ・除く」といった否定語ではなく、「イノベーション」という前向きな言葉を使うことで、ブランド全体にポジティブなエネルギーを宿し、「誠実に・楽しく・一丸となって・よりよく」挑戦し続ける姿勢を表しています。
多岐にわたる技術を一枚に集約した事業相関図
技術から事業内容、展開先まで一目で把握できるよう、相関図を作成しました。また、「振動制御イノベーション」を起点に、技術や価値を全方位に向けて探求・発信していくスタンスをXYZで表現しています。
X軸:多様な業界・用途への展開の広がり/Y軸:制御できる振動の幅/Z軸:海底から宇宙まで、対応領域のスケールの大きさ
イノベーションを想起させるキービジュアル
ポップで洗練されたイラストによって、イノベーション感や未来への姿勢を表現。より分かりやすく興味を持たれ、憧れられる印象に。競合や同業他社に対しては、視座の高さで明確な差異を打ち出し、独自性・優位性を訴求します。インパクトとキャッチーな表現で、「ああ、あの会社ね!」と第一想起されることを狙っています。
イラスト:otemotos
『振動制御イノベーションとは?』を伝える結論ファーストのブランドムービー
ブランドネーム『KURATECA』、タグライン『振動制御イノベーション | Innovation for Stabiliity』。自社のあり方と事業領域を集約したこの二つのワードをWebサイトの序盤に設置することで、結論ファーストでプレゼンテーションを開始しています。
また、90秒に収めた当動画は各展示会などでも活躍します。先日、ある展示会では、ブランドムービーのあるシーンが来場者の目に留まり、新たな商談の話のきっかけになったとのことです。
構成・ディレクション:飛企画
動画制作:LIGHT THE WAY Inc.
開かれた雰囲気とスケール感を伝えるためのスチール・動画・ドローン撮影
開かれた雰囲気が伝わるよう、社員同士やクライアントと話している様子などコミュニケーションの場面を多く撮影しました。撮影の合間には、社員の皆さんのあたたかい対応や、のびのびとした雰囲気にふれる場面もあり、技術力の裏にある“人のよさ”も感じられる撮影となりました。
また、本社・工場を含めた敷地面積102,731㎡というスケール感を視覚的に伝えるため、ドローンによる空撮も実施。加えて、同社の免震装置が採用されている岡山県内の建物でも撮影を行い、技術が実際に社会で役立っている様子も収めました。
自動車事業部のシーンでは、オマージュを込めた演出として、約50年前にMAZDAの広告が撮影された倉敷アイビースクエアにて動画撮影をしました。
撮影:Shota Matono
企業の意志を伝える、一貫性のある名刺
「何をしている企業か」がひと目で伝わるよう、1ビジュアル・1メッセージを軸に設計。これまで部署や各個人ごとに異なっていたレイアウトやロゴの使い方を見直し、社内全体でフォーマットを統一しました。経営陣の名刺には、“先駆者”としての気概を表すために特殊な仕様にし、名刺そのものがブランドの意志を伝えるツールとなっています。
裏面は、イラストとブランドメッセージを配置し、『イノベーション感』を演出。
経営陣の名刺は、ロゴ部分は立体的に、フチは小口染めにして存在感を持たせませした。名刺交換の場においても際立ち、興味を惹くきっかけになるよう設計しています。
ユニフォームも一新(アドバイス)
ロゴリニューアルにあわせて、ユニフォームもアップデート。新しいブランドイメージにふさわしい印象を与えるため、ロゴの配置場所、制服の色・形状についてアドバイスさせていただきました。
ブランドの統一感とイラストの力で、他社と差がつく採用ブースへ
合同企業説明会の採用ブースにおいても、ブランドイメージが一貫して伝わるよう見直しを行い、スタンドバナー、テーブルバナー、椅子バナーを新たにデザインしました。
後日、担当者さんから「イラストのインパクトは抜群で、なんの会社だろう?と目を引く力があり、イラストによる差別化の効果を実感しました。他社や関係者からも「かっこいい」と好評でした!」との報告をいただきました。
岡山駅構内の70インチ大型デジタルサイネージ18面をジャック
ブランドムービーのショートバージョンを、岡山駅東西連絡通路にあるデジタルサイネージで放映。改札を出てすぐの通路に連なる70インチ大型モニター18面をジャックし、行き交う多くの人に「KURATECA」を印象づける狙いがあります。1日90回放映されるとのことなので、岡山駅をご利用の際は、ぜひ見てみてください。

「ブランドをどう羽ばたかせていくか」を共有するための
テイクオフミーティング
webサイト公開をリブランディングの一つの区切りとし、ここから「ブランドをどう羽ばたかせていくか」を共有することを目的に『テイクオフミーティング』を実施しました。
従業員892名*から選定された現場メンバーと社長を含めた経営層まで、オンライン・オフライン合わせて約80名が参加。(*2025年7月1日現在)ブランド施策の背景や狙いをクロストーク形式で共有し、「どんな合意形成を経てこのアウトプットに至ったのか」「今後それを地域社会にどう広げていくか」などを全員で確認し合う場となりました。
社員の皆さんから質問や意見が飛び交い、対話が生まれたことが印象的でした。経営層の前向きな言葉や、熱心にメモを取る姿からも、ブランドへの関心と期待が伝わってきました。
ブランドの世界観と事業の強みを一体で伝えるパンフレット
商談や展示会などの場面で「思わず手に取りたくなる」「気になる」印象を与えながら、各部門の強みや相関関係を直感的に伝えられるようにしました。
表紙にはブランドムービーで使用したイラストを配置。多数の企業パンフレットが並ぶ中でも一目で目を引くよう、印象的なビジュアルで差別化を図りました。さらに、表裏全面にイラストパーツを散りばめることで、ブランドムービーと同様に動きと広がりを感じさせるレイアウトとし、ブランドの先進性と柔軟性を表現しています。
また、リブランディングにより制定された新しいブランド名・ロゴについても明記し、同社の独自性や将来性を印象づけられるように。各事業については、実績を交えて特長・製品について紹介することで、読み手がKURATECAの具体的な優位性を把握しやすいようにしました。
お客さんの声
ー リブランディングを振り返っての感想を教えてください。
飛企画さんから提示された「リブランディング」は、私たちが漠然と考えていた方向性に最も適した提案だと感じました。説明がわかりやすく納得感が高かったため、検討メンバー全員が飛企画さんに依頼することで一致しました。
ワークショップでは社員の思いを丁寧に引き出し、「リブランディングによって会社が変わっていく」という期待感を組織内に醸成してくださった点にも大変感謝しています。収集した意見を整理・言語化し、第三者目線を交えた提案で私たちが気づかなかった新たな視点をもたらしてくださいました。
ホームページの仕上がりにも非常に満足しており、単なる見た目の刷新にとどまらない期待を超える成果物になっただけでなく、公開後も改善策や社内の士気を高める施策まで継続的にサポートいただけている点に真のパートナーシップを感じています。
飛企画さんとご一緒できたことを心から嬉しく思い、今後のさらなる協創を楽しみにしています。
( 事業戦略企画室 村下 )
???(coming soon)
まだ表には出ていないプロジェクトが、着々と進行中です。
どんなものが形になっていくのか…今後もどうぞお楽しみに!

河戸みんなのおうち 様
- WEBサイト(Studio)

保護者×子ども×地域のコミュニケーションを育む
子育ての悩みを「分かち合える場所」
2025年2月にオープンした、広島市安佐北区の「児童発達支援所 河戸みんなのおうち」様。未就学児を対象に、ペア指導や少集団を中心とした発達支援を提供されています。
同施設は隣接する河戸こども園さんの新事業。9年前に「河戸こども園」のサイト制作をお手伝いさせていただいた繋がりで、今回もお声がけいただきました。
これまで色んなお子さんを受け入れてきた中で、幼稚園や保育園と児童発達支援施設の両方に通う保護者と子どもの負担を減らすことが出来たら…という園長の想いから始まりました。
育児の悩みや、ちょっと気になることについて、先生や他の保護者と気軽に分かち合える場所でありたいという同施設のスタンスと、育児に協力的な地域の様子が伝わるよう、「コミュニケーション」と「分かち合い」をキーワードにサイトを設計。
「ちょっと行ってみようかな」「ここなら話を聞いてもらえそう」と思ってもらえるよう、明るさと安心感を感じられるイラストを使用しました。
心を開く扉のアニメーション
デリケートな側面も持つ児童発達支援。気軽に相談に行ける雰囲気を出しながらも、オープンすぎる印象にならないよう、最初のアニメーションに扉をつけました。ドアが開いて中に入っていく様子は、施設名にもある「おうち」を表現しており、「扉と同時に心も開いてほしい」「おうちの安心感を感じてほしい」という意味も込めています。
随所に明るさと安心感のあるイラスト
通園を検討されている方が、親しみやすさや安心感を持てるよう、サイトにはイラストを使用。明るい雰囲気を出しつつ、幼稚園や保育園の賑やかさとは距離を持たせるために、人物の表情はあえて無くし、少し大人っぽいタッチで仕上げていただきました。
(イラスト:otemotos)
TOP
同施設の強みの一つである、「河戸こども園との連携」が伝わるように、地図イラストを配置。コンセプトである「保護者×子ども×地域のコミュニケーション」も表現しています。また、実際の施設の雰囲気も分かるように、パララックスで写真を覗かせています。
私たちのこと
イラストの組み合わせは「先生×保護者」も。保護者や保育者にも寄り添うスタンスを表しています。
通所支援
粘土遊びやバランス遊びなど、支援内容を表したイラストを配置し、施設での活動内容をイメージしてもらいやすくしています。
手書きイラストをアレンジしたロゴ
施設のスタートに伴い、ロゴも作成。河戸こども園の先生による手描きのイラストをベースに、サイトの雰囲気にマッチするよう、otemotosさんにアレンジしていただきました。
コアハウス様
- コンセプト設計
- WEBサイト(STUDIO)
- ロゴ
- タグライン
- ブランドメッセージ
- 相関図
人の真ん中にあるものを大切に考える住まいづくり
暮らしの本質(コア)を追求し、国産材を使った木の家を専門にされているコアハウス様。自社の大工が骨組みからオーダー家具まで、細部に至るまで手仕事を施した家は心地よさと温もりを感じられます。2020年に前社長から代替わりして数年。今後さらに地域社会に浸透していくことを目的としてリブランディングを行いました。
共鳴を広げるために「木(素材)」から「森(空間)」にシフト。
より幅広いターゲット層にアプローチするため、ポジショニングを「木(素材)」から「森(空間)」にシフト。「森を感じる心ほぐれる空間を提供する」ブランドとして、キャンプや登山を好むアウトドア派や環境問題・生態系に関心を持つ人々など、より多くの人に共鳴していくことを想定しています。
また、忙しい生活を送る方々が、たとえ住宅地に住んでいても、家に帰れば自然を感じられる空間で心を癒してほしいと思っています。そうすることで、明日への活力を得る人が増え、優しさと寛容さを持つ地域社会が育まれていくのではないでしょうか。
「空間」という文脈で語り、ユーザーと接点を持つことで、性能数値だけでなく「コアハウスさんが好き!」という人間のコアな部分で意思決定してもらえるようなブランドを目指しています。
ロゴ
「コアハウス=人の真ん中にあるものを大切に考える住まいづくり」「森品質=森を感じる心ほぐれる空間づくり」の2つを表現するために、中心に凛とした緑円を据えると同時に、周りには住む人の個性で色づいてゆける余白を設けています。
モデルハウス ロゴ
2004年築の森品質の暮らしを体感できるモデルハウスを「MORI SPACE」と命名し、ロゴも作成しました。
タグライン/ブランドメッセージ:「森のような心ほぐれる空間づくり」を「森品質」と定義。自社のスタンスと想いを端的な言葉に集約しました。
相関図:お客様、スタッフ、協力パートナーに「森品質」の意義を伝えるための図。全員が認識を合わせ、共により良い方向へ進んでいけるよう「何のために、どんな未来を目指しているのか」をビジュアル化しました。
「コアハウスについて」ページでは、CI/VIなどコンセプトを掲載。自社のあり方について知ってもらい共感・共鳴を広げていきます。メインビジュアルでは森に浸っているような、引き込まれる1枚を選びました。
心やすらぐ風景のイラスト。
イラストを見て「こんな空間で過ごしたい」と思えるよう、メインビジュアルでは森の魅力を、フッターではその空間で過ごす人を描くことで、全体に一貫性を持たせました。
イラストは、森の爽やかさや美しさを表現するためにイラストレーターのdannyさんに描いていただきました。コアハウスさんが大切にしている「素材・手仕事へのこだわり」「効率より質を重視する姿勢」など、dannyさんの作風と多くの共通点があり、より心に響く作品に仕上がりました。
感覚的な良さを想起させる写真と動画
森の空気感を少しでもリアルに伝えるために、実際の森に入り撮影を行いました。メインビジュアルの動画では、暮らしと森がリンクするようなカットを選定し、その場で録音した鳥のさえずりも聞けるようにしました。
見学会などお客様との交流の場としてだけでなく、スタッフが仕事や休憩場所として日常的に利用しているモデルハウス「MORI SPACE」。そんな普段の様子を撮影することで「ちょっと相談しにきませんか〜?」くらいのラフさが出るようにしました。
素顔を知ってもらうためのクロストーク
同社が施工担当した若葉家具様の本社全館リニューアルを題材に、若葉家具・井上代表、設計・監修を手掛けた家具デザイナー・小泉誠氏を交えたクロストークを実施。プロジェクトの背景やこだわりを振り返りながら、プロ視点から見た技術力やお客様視点からのリアルな声を引き出し、ありのままの魅力や強みを伝える狙いがあります。

株式会社 寺岡 様
でっかい“ものづくり”で社会を盛り上げる創造所
株式会社寺岡さんは、広島県呉市で陸海問わず大型鋼構造物を製造する会社です。200tジブクレーンと岸壁環境という優位性を活かし、でっかい“ものづくり”を通して国内外のあらゆる社会課題に取り組んでこられました。
この度、(結果として)55周年を節目にさらなる躍進するためのリブランディングに関わらせていただくことに。家族とも言える仲間とともに社会を盛り上げていかれる様子や、呉市を誇りに地域へ恩返しする取り組みを間近で感じながら、さまざまなクリエイティブに落とし込んでいきました。
はじめは、ゆるい感じでWebサイトリニューアルのみの相談でしたが、後から『55周年』『新社屋建設』など次々と話が出てきて、徐々に周年行事とクリエイティブがかけ合いかけ合いで熱を帯びていきました。そして最後は花火大会。気がつけば、大きなムーブメントとして地域へ広がっていました。(キックオフMTG時に「こんなに(案が)出ないなんて悔しい!」と言われてた会社とは思えない展開力)
CI/VI
株式会社寺岡の人格を1ビジュアル1メッセージで伝えるためにCI/VI構築に取り組みました。全体での洗い出し、コアメンバーとの選定、社長を含めた協議という3ステップで集約していき、寺岡「らしさ=内から外へのブランディング視点」、「ならでは=外から内へのマーケティング視点」、そのせめぎ合いの中で生まれた接点を探っていきました。
ロゴ:『t』は寺岡のt、巨大のt(㌧) 、ガッツポーズを表します。
『輪っか』は、仲間、団結力。力強さと団結力をユニークに表し、寺岡の優位性をアイコン化した形状。
誇りである呉市を胸に国内外を盛り上げていく意志を『Based in KURE』に込めました。
また、この度ブランドカラーを元気な青に制定し、ユニフォーム、新社屋などにも展開されました。
タグライン:『ものづくり』というキーワードを中心に、同社の特長や地域社会との関わりを表しました。
また、陸海全般に対応しており『造船所』ではないため様々な表現を話し合う中で、これからのスタンスを織り込んだ『創造所』に決定。
ある日、社長は息子さんから「結局、お父ちゃんの会社は何をしとるん?」と質問され、ちゃんと答えられなかったそうです。造船業であれば説明しやすいですが、陸のものもつくっているので確かに説明が難しく、こちらにも答えはありませんでした。ただ、トップが答えられないとなると、スタッフやご家族も説明することは難しいです。ブランディングは伝言ゲームと訳されることもあり、正しく強く伝わらないといけないため、言葉を出し合い、対話を重ねていき、意義を織り込みながら形にしていきました。
スタッフさんをモデルにしたイラスト
メインビジュアルやTOPページを飾るキャラクターたち。実はこれ、スタッフさんをモデルに描き起こしたものなんです。同社の持つ魅力として人と団結力が挙げられます。いつも元気で仲が良いムードを社外にも伝えていくことで仲間を増やしていく目的があります。当初は架空のキャラクター案で進めていましたが、社長の希望でスタッフさんをモデルにしたイラストへ変更になりました。(おかげで、仮にロゴや社名を差し変えようとも、寺岡さん以外の何者でもありません!という状態に。ナイスアイデアでした!)
また、製造業Webサイトは機械に向き合っている作業風景をメインにしたデザインが多く見受けられます。外部からの見られ方として『その他大勢』からの脱却は有効であり、対象者の社内会議の際にも「あのキャラクターの」「あ〜あそこね!」という会話の土台に乗りやすくしました。
イラストレーター:畑中さくら
パンフレット
Webサイトの世界観とリンクさせ、採用や商談に機能するパンフレットを制作しました。これまでの一般的な会社パンフレットの構成ではなく、プレゼン資料として相手の心を開くための構成にしました。
エディトリアル:otemotos
印刷・製本:インサツビト(中本本店)
パンフレット表紙:ロゴ部分はグロス加工×2回、その他部分はマットニス加工。RGB印刷でブランドカラーである元気な青を再現。用紙サイズは、見開きの際の写真やコンテンツとのバランスを考慮した変形型に。遠目からのインパクト→手にした時の肌触り→光に反応する特殊加工などで、採用や商談場面において妥協なき本気度を伝えます。
パンフレット中身:表紙からのテンションを落とさないよう、見開きでキャラクターと共にタグライン、ブランドメッセージを掲載。提案を受ける側が心開くリアクションをしてくれればアイスブレイク成功です。きっとその後はうまくいくはず!
新社屋デザイン(表面部分のみ)
建築会社で設計が進む中、ブランドカラーを活かしてカッコよくしたいとのことでデザインを担当することになりました。Webサイトのデザインを踏襲しつつ、あとは存在感を出すことを軸に考えていきました。社屋の裏はJRや幹線道路が通っており、交通量などを想像すれば立地を活用しない手はありません。
壁面ロゴ:車でお越しのお客さまに対して、大きな寺岡ロゴで元気にお迎え。
Webデザインとリンクした青の斜めライン。青白のコントラストが同社の勢いと潔さを表しています。(当初の案では、屋上にハリウッドサイン的に『TERAOKA』を掲げる提案でしたが、安全面や耐久性などを考慮した建築会社からのアドバイスにて却下となりました。残念)
ドローン撮影(その他スチール含む)
200tジブクレーンや大型鋼構造物など、ファインダーに収まりきらないものばかりのためドローン撮影。(寺岡さんの方でも普段からドローン撮影をされています)
撮影:LIFE MARKET
200tジブクレーンと岸壁環境と瀬戸内海
イベント記録撮影
Webサイトやパンフレットなどの撮影のほか、周年行事一連も撮影していきました。オンライン、オフラインの両輪で次々と変化が起こり、熱量を帯びながら結束力が高まっていく様子を伴走しながら記録に残していきました。
新社屋竣工、竣工式、お披露目パーティー、花火大会など、会社の記念すべき行事を皆さんの笑顔入りで収めていきました。
クレーン越しの1,200発の大花火(撮影)
周年行事のクライマックスは花火大会でした。ステークホルダーをはじめ、呉市への恩返しや地域の方への感謝を込め、盛大な花火大会を開催されました。撮影部隊は特等席の新社屋屋上から撮影。クレーン越しの花火を狙います。花火大会が開催されない時期が続くなか、海上で盛大に上がる怒涛の花火に仕事だということを忘れて感動しました。貴重な体験を有難うございました。
寺岡ブルーが目を惹くラッピングバス
一通り終わったな〜と落ち着いた頃に「あの〜、こんなことも対応可能ですか?」と相談が。聞いた瞬間にイメージが湧いてしまったので、初めてのことに躊躇するまもなく快諾してしまいました。なんとラッピングバスです!
サイトに出てくるイラストと特徴的な新社屋の外観を連想させる車体の柄(青の斜めライン)で、バスを見かけた人が「あ!寺岡さんだ!」と反応してくれるようなデザインにしました。イラストやロゴは大胆に配置し、でっかい“ものづくり”を象徴させています。バス後面には200tジブクレーンと55周年記念の打ち上げ花火も!寺岡さんならではが反映されたデザインに仕上げました。
寺岡さん拠点の仁方~呉市内のメインルートをほぼ毎日運航中です!
呉市内に3つの屋外看板
ラッピングバスに続き、求人用の屋外看板のご依頼もいただきました。まずは会社の存在を知ってもらうことが重要。呉市内でのさらなる認知度アップを目指したデザインにしました。
看板には、イラストと寺岡ブルーを採用。他のデザインと視覚的な統一感を持たせることで、直感的に「あ、寺岡さんだ!」と気づいてもらえるようにしました。JRから見える青い社屋、市内を走るラッピングバス、そして幹線道路沿いに設置された屋外看板。これらが連動することで、より強く、広く、同社の存在を伝える狙いがあります。
キャッチコピーの「呉から挑む」には、呉の誇りを持ち、国内外で活躍できるチャンスがある会社であるというアピールを込めています。看板は、呉市内中心部3か所に設置。呉に足を運ばれた際はぜひ探してみてください!
1枚目:185号線阿賀休山トンネル東口交差点 / 2枚目:本通り7丁目 / 3枚目:本通り6丁目
お客さんの声
代表取締役 / 齋藤憲司
満足どころかそれ以上の物を作っていただき、既に他社様よりお褒めをいただいております。
この度、ご縁あって飛企画様に弊社の企業PRの為のホームページを制作して頂きました。
満足どころかそれ以上の物を作って頂いて、本当に感謝しております。私だけではなく幹部社員にも寄り添い、お話をしっかり聞いて頂き、私共の会社を理解して頂いたうえで、出来たホームページだと思っております。
既に他社様よりお褒め頂いております。これを機に益々発展出来る予感がするほどです。
福山ゴム工業 様

ゴムの力で社会の足まわりを支える親愛性ある工業系ブランドとして。
福山ゴム工業さんは、1947年の分離独立後より、ユニークな発想と技術をもとに、さまざまなヒット商品を国内外へ向けて生み出し続けてきた業界のパイオニア的存在です。
事業は大きく分けて、工業用品部門と履物部門の2つがあり、全国のホームセンターに並ぶ長靴や作業靴などの身近なものから、新幹線の部品といった意外なものまで、幅広いゴム製品の開発・製造を行っています。
また、若いスタッフさんを中心にYouTubeチャンネルを運営したり、2011年以前から継続して働き方に関する取り組みなど、社員がイキイキ安心して働き続けられる雇用環境づくりにも注力されています。そのような現状をWEBサイトに表していきたいとのご要望でした。
ブランドを展開するにあたり、サイトを分離するか、統合するか?
また反対では、国内外の社会の足もとを支えている工業用品部門の活躍が、コアな工業系ブランドとして位置付けられ、履物部門の人気度を高める要因になることを狙っています。そのためには、部門ごとに使い分けていたロゴを統一する必要が出てきました。
親愛性のあるブランドロゴ(動物系ロゴ×工業系ブランド)
ロゴ刷新にあたり、今にFITした自社のあり方〜今後の長期展開も踏まえていきます。根本的な理念は変わらずですが、環境や社会に対しての存在意義を盛り込むべきだと考えました。また、これまで長年に渡り浸透してきたロゴの認知度をリセットすることは避けつつも、市場にインパクトを与えることを目指しました。
歴代のロゴ
「1」は1970年に登場した初代イルカのロゴです。昭和レトロ感がかわいいです。「2」は、1983年に刷新された2代目のロゴです。FRCという社名略称と、イルカに勢い感が出てきました。
「2頭になっちゃった!」イルカの新ロゴ
2頭のイルカは、お互いを補完しあう工業用品部門と履物部門を表し、力強く(ff:フォルテッシモ)大海を渡る姿を表しています。そして、世界中で社会の足もとを支え『親愛性ある工業系ブランド』として貢献していきます。(看板の緑色は環境配慮への取り組み強化 )
スローガンを読みやすくロゴタイプ化
あらゆる角度から再検証しましたが、既存のスローガンが最適なため継続となりました。ただ、原型をテキスト表記すると「人と機械の足元を支えて未来を築く」と少し固く長いため、図案化することでスッとインプットしやすくしました。

略称を記憶させるためのタイポグラフィー
海外展開の背景からか、二代目ロゴをはじめ、工業用製品やパンフレットなど、あらゆる場面に「FRC」という略称の社名が用いられるようになっていました。ただ、「=福山ゴム工業」には距離があり、脳内でつながりにくい印象があったので、漢字表記と略称の橋渡し的に、正式表記をWEBサイトの各箇所に装飾的に配置しました。一度正式表記がインプットされれば、その後は「FRC」がスッと出てきます。
誠実感を残しながら、楽しい雰囲気で回遊率を高める。
前WEBサイトで11年間培った誠実なイメージを利用し、少し楽しい方へ振り幅を持たせました。メインビジュアルでは、各部門のヒット商品を手に爽やかな印象を。また、スクロールする中で遊び心のある動きとともに「なんか気になる」要素を並べています。尚、メニュー項目が多いので、グローバルメニューを3つに分け、それぞれを往来できるようにしています。
ページごとのターゲットと目的に沿った訴求
自社のあり方を表す上位概念的なページから細分化した工業用品部門、履物部門、採用情報などは、ページごとにターゲットも目的も異なります。WEBサイト全体の統一感を図りながらも、各ページを上部から読み進めていくとターゲット向けの会話が成り立つように情報構築しています。

採用情報ページ
特別ゆるい雰囲気をもたせ、門戸を広く開けています。TOPページのバナーから誘導する「あなたが最高に輝ける職場がここにある(はず)」というキャッチコピーは、よくある仰々しいコピーを避け、少し砕けた角度から『職場環境には最善を尽くしている。でも、後はあなた次第』というメッセージを盛り込んでいます。

工業用品部門ページ
BtoBページのため、作り手目線の概要説明ではなく、あくまで顧客目線で課題解決や実績などを用いた提案形式にしています。コンテンツのボリュームが多い部分においては、圧迫感を与えないためにモーダルウィンドウ(別窓表示)を用いています。

履物部門ページ
BtoCページですが、外部要因により、商品の特性やラインナップを紹介するに留めています。工業用品部門との両輪であることを印象付け、自社ならではの優位性を表しています。尚、それぞれ商品概要PDFとECサイトへのリンクなど自社登録できるようにしています。














































